早すぎず遅すぎず、早いと経験がなくて理解できないし、遅いと経験が邪魔をして変革できないこともありますので、その人のステージに合わせた学びはとても大切です。
社内研修は色んな経験を持った色んな年代の人たちが参加するので、なんともバラエティに富んだ参加者になることが多いです。
講師としては全員に伝わるようにお伝えするために創意工夫を行うのは当たり前な話で、そこが腕の見せ所でしょう。
とはいえ、アクティブラーニングやディスカッションなどの疑似体験にも限界はありますから、あくまでもその場で最大限の効果を求めるようなイメージにはなります。
そこからどうするかは実践あるのみですが、一番効果が高いのはあらかじめ研修内容に対してある程度の実践がされていることだったりします。
現場で実践して実践して実践して、あれこれ試行錯誤して「これが最高!」と思っていたら、思いもよらないやり方・考え方に出会って目から鱗でした。
そんな研修に巡り合えたとしたら、明日からでも業務内容を変えたくてしょうがない気持ちになって、すぐにやってくれたりするのが面白いところなんですよね。
そんなステージにいることが多いのが35歳あたりだということで、そのくらいの年代がマネジメント研修には最適だという説があります。
あくまでも説なので、その人たちの経験や業務内容によってもかなり変わってきますが、言い得て妙だなぁって感じています。
この頃になると色んな業務を体験し、いくつかの部署で仕事をし、多くの先輩後輩と接し、部下を持ち始めて上司と挟まれ、忙しさのあまりにだんだんと視野が目の前の仕事中心になってくる頃合いということの例えだと思っています。
マネジメントするにしても、現場で起こっていることだけに着目をして対処していてはいずれ限界が来ます。
よく聞くのは、業務効率の不満を相談してきた部下に対して「決められてることだから」とか「俺だってこんなことやりたくないんだよ」なんて言ってしまう上司がいたりね。
もちろん現場で起こっている問題の対処はとても大切ですが、さてその現象を現場単位で見るのか、会社全体で見るのか、業界全体で見るのかによって、見え方も対処方法も変わるのは明白です。
そんなことを徒然と書いていますが、何が書きたかったかというと先日とある場所で会合があった時に、経営者5年目の方とご一緒しました。
他にも会社勤めをしているけれども独立やコンサルタントという仕事に興味があるという人もいて、話は創業時やコロナ時のことになり、そしてもちろんMGの話にもなります。
MGの概要を聞いた5年目の経営者の方は、こんなことを言っていたのが印象的でした。
「わたしはもう5年経営してるからなぁ」
言葉の裏には、5年も経営をしてきたから経営はわかっているし、今更MGをしてもなぁ、といったところかもしれません。
その気持ちになるのはものすごくわかりますし、わたしの説明不足が招いているということをとても自覚しています。
あまり相手の熱量を感じなかったら、タイミングじゃないんだなぁってすぐに引いてしまうんですよね。。。わたしの悪い癖です。
その人にとって必要なのかもしれないけれども、今じゃないんだろうなってついつい解釈してしまいますが、この辺りが少し優しくないなぁ、なんて感じてもいます。
何が言いたいか。
5年の経営者経験があればMGで得るものも多いんだろうなぁ、という感覚と、わたしも自ら仕事をやり始めてからのMGはやっぱり向き合い方が変わったのを覚えています。
ということで、わたしも少しは押しを強くしていくことを覚えないと~なんて感じた一日でした。
〈募集中のMG/TOC〉
■3月4-5日(土日)
Y型MG in日本橋
■3月18-19日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■5月13-14日(土日)
おいでやすMG in大宮
■5月27-28日(土日)
ジーラボTOC in神田
■6月17-18日(土日)
R☆MG in神田(仮)
■7月15-16日(土日)
ジーラボMG in神田
■7月22-23日(土日)
子ねずみMG in沖縄那覇
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