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分析はほどほどに

分析はほどほどに

わたしを含めた分析好きは過去に捉われて意思決定をすることがあるかもしれませんので、1に行動2に行動、34に分析、5に行動といった感じに行動が先と後に来ることがとても大切です。

 

先週は企業のお手伝いやMG参加と、何気に詰め詰めなスケジュールで出張が続いていた感じでした。

そのせいなのか、少し体調を崩す時もあったのですが、よく考えてみれば毎年この時期に必ず体調を崩しているような気がしています。

わたしは花粉症の気があるのですが、花粉が飛び始めてから少し経った頃にすごく症状がひどくなる時期があるんです。

その時期に限って鼻水はひどいわ喉は痛くなるわ妙に眠くなるわで、わたしの花粉症も結構重症なのかorz…と思うのですが、ある晩どかっと汗をかいて寝ていると症状が治まるんですよね。

あー、ただの風邪じゃん。。。と、その瞬間に気付くってことを毎年繰り返している気がします。

時期が紛らわしいんですよね、まったく(笑)。

その話は置いておいて、企業のサポートをする際は経営分析をすることが結構多くて、現状から未来の仮説を立てて実行計画を作るような感じですね。

この経営分析という手法は色々と便利なのですが、人によっては色んな捉え方があるのが面白い現象です。

手法というのは使いようなので、どんな手法でも成果が出ることもあれば出ないこともあるのは明白でしょう。

分析に関していえば、因果関係や数字の根拠が好きな人はあれこれ分析しまくるかもしれませんが、やり過ぎるのはかえって行動に繋がらないことが多いです。

分析をするということは過去に発生した出来事を数値化してデータにすることから始まり、そのデータをあれこれといじって法則性などを見つけ出すことで傾向を調べていくことが分析です。

このデータ自体には嘘はありませんし、分析された結果は概ね正しいと言えますが、さてその分析によって未来が決まるかどうかは全くわかりません。

そんなことを言われたら、分析する意味がないじゃないかと思うかもしれませんが、分析をし過ぎると行動に繋がらない傾向もあるということです。

あれこれと過去を紐解いた結果、わかった気になってしまって行動をしない言い訳に使ってしまうことがあるということです。

例えばある製品は自社ラインナップの中で販売数の割合が低いから顧客から求められていないに違いない、と積極的に売るのをやめてしまったり。

単位時間に対する利益に注視すればするほど、そういった製品は敬遠されてしまいますが、よくよく深掘りしてみたら顧客に周知しておらず、試しにカタログの目立つところに入れただけで売れるようになったこともあります。

分析というのはPDCAで言えばCに当たるステップです。

まず行動があり、その後に行動に対する分析を行って、次の行動に繋げるための手段なんです。

分析によってダメだと決めつけて行動を起こさないのは本末転倒であり、手法としては悪手に他なりません。

分析によってわかる事実というのは過去の実績のみであり、それが望まない結果であったとしたら過去と同じやり方を踏襲してもダメだということであり、より良い成果を望む場合はやり方を変える必要があることがわかるのです。

分析はやり過ぎずにきっちりと肝を抑えることに注力し、その後のアクションを決めてきっちりと遂行していくことがとても重要です。

 

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