夢というのはとても魅力的に見えますが、何もしないで飛びつけるものではなく、一歩一歩着実に歩んでいった先に捕まえられる宝物なので、過程をしっかりと踏むことが大切です。
少し自由になる期間がぽっかりとできたこともあって、沖縄へワーケーションに来ています。
コロナ前から構想してはいたのですが、コロナが猛威を振るったことから世界中で考え方を一斉に変えざるを得ない状況になったことが、わたし自身の働き方を見直す一助になりました。
ただ日本はそこが日本人のいいところというかなんというか、世間は次第にコロナ以前の働き方に戻っているように見受けられるのが面白い傾向です。
一部、環境の大きな変化によって自分自身の性質に気付いてしまった人たちは別の動きをしているのを見かけますが、多くの人はコロナ前にあった自分たちの日常へと戻っていっています。
どちらにしても素敵な過ごし方ですし、どちらがいいとか優れているとかもないですし、なるべく多くの人たちが平穏で自分らしく過ごせていたらいいなと思っています。
でもまぁ、平穏を望むのも人それぞれでしょうし、わたし自身が平穏に寄っていってしまうからなんでしょうね。
というわけで、せっかく沖縄に来ているので沖縄に絡めて書いていこうかなと思います。
わたしが将来的にやりたいなぁと思っていることの1つは田舎暮らしなのですが、その最有力候補が沖縄だったりします。
まぁ田舎暮らしもただの過程の1つなのですが、それを書き出すと終わらないのでここでは置いておいて。
沖縄は人口比から統計すると県外から移住者が多い県ではありますが、離脱者も多いので有名な地域なんです。
要因は色々とあるとは思いますが、よく聞く話が「思ってたのと違った」というこんなはずではなかった系が多いんですよね。
大好きな沖縄に住める！ のんびり島生活ライフ！ 自分スタイルを貫く！
そんなことに憧れて移住してみたはいいのですが、いざ実際に住んでみると住環境についていけなかったり、仕事が見つからなかったり給料が安かったり、人間関係に悩まされたりして、結局諦めることになったりします。
ちょっと前はこの手の話ってあまり表に出てこなかったのですが、SNSでよく見かけるようになりましたね。
これは夢を追いかけて失敗するという、よく聞く話でもあるのですが、原因の1つに共通している事柄ってあるものなんです。
それは過程をすっ飛ばして夢に辿り着こうとしていること。
思い立ったら即実行！というのはわたしも大事にしている思想なのですが、あまりにすっ飛ばすと想定していなかったことが起こって、取り返しのつかない事態に陥ったりします。
個人の範囲内でしたらいくらでもリカバリーが可能なのですが、これを会社組織でやってしまうと事業継続に影響が出てしまったりと影響が大きくなってしまうので、わたしの中ではタブーに定義しています。
もちろん俯瞰的な視点で5年後10年後の未来を描くのは、経営者の大切な仕事です。
だからと言って足元をおろそかにしていいということはなく、今の業務、明日の業務、一週間後の業務を蔑ろにしていいということはありません。
経営者が蔑ろにしているものは当然幹部も蔑ろにしますし、幹部が蔑ろにしているものは当然部下も蔑ろにするのは、人間の行動心理学としては当たり前な話なんです。
未来を見ながら、どれだけ今に集中させることができるか。
夢への過程もしっかりとみんなで考えて検討することが、組織作りの重要なマインドの1つだったりします。
〈募集中のMG/TOC〉
■5月13-14日（土日）
おいでやすMG in大宮
■5月27-28日（土日）
ジーラボTOC in川口
■6月17-18日（土日）
R☆MG in神田
■7月15-16日（土日）
ジーラボMG in神田
■7月22-23日（土日）
子ねずみMG in沖縄那覇
■10月14-15日（土日）
おいでやすMG in宮古島
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