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慣れですかね

慣れですかね

慣れてもいい部分と慣れてはいけない部分があるのですが、自分ではついつい甘くなってしまうことがあるので、外部の刺激を受けることはとても大切です。

 

先日はうどん県MGに参加してきました。

香川県の中小企業診断士である小島さんが主催をしているMGで、講義内容はもちろん、その人柄も相まってとても素敵な空間と聞いていました。

噂に違わない場が展開されていて、もっと早く来たかったなぁなんて思う反面、これからの楽しみも増えたような気がします。

でもMGの魅力はインストもありますが、交流によるところも大きいのが毎度の楽しみでもあります。

わたしの特性的には騒いだり盛り上がったりするタイプではありませんが、少人数でじっくり交流するほうが好みなんだなって感じることが多いですね。

でもまぁ、色んな場があっての交流ですので、あれやこれやと区別なしに顔を出していきたいなぁなんて思っています。

そんな交流の中で、少し悩んでいる若手の方とお話する機会がありました。

今の環境に不満はないようでしたが、将来に対しての漠然とした不安だったり、自分の成長に対してのちょっとした疑問だったり、言葉にできないような心配な気持ちを感じているようです。

1対1でじっくり話を聞いていると色んな情景が思い浮かんでくるので、やっぱりわたしはこの方が得意なんだなぁと実感する瞬間ですね。

MGは続けているけれども、そのことが将来の自分の役割に対して成果がでているかどうか、みたいなことを考えてしまっていました。

自分では結論がでなくて、「あとは慣れですかねー」なんてことを呟いていたので、ちょっと気になって流れであれこれとお伝えすることに。

この「慣れ」という言葉って抽象的で便利なこともあって、ついつい使ってしまうこともあるんじゃないかなと思います。

他の言葉で言い換えると「ヤバい」とか「順次対応する」みたいな言葉と一緒で、なんとなく使っていればなんとなくそれっぽいように聞こえる便利な言葉みたいなものですね。

もちろん慣れが必要な場面もありますが、それは初期の段階での話であって、ある程度続けてきた段階では慣れというのは惰性でしかありません。

何かを成し遂げようとしていたけれども成果が見えなくなってきた場合、「慣れ」を信じて続けていても変化は起きません

そもそも「慣れ」とは何かというと、同じ動作や考え方を繰り返したことで脳が省エネで活動できるくらいになったということであり、特別な思考をすることなく意思決定ができるということです。

ということは、慣れることで決まった意思決定に偏っていき、新しいチャレンジをしなくなり、成長も成果も期待できなくなってしまうかもしれません。

「慣れ」自体は大切なのですが、今の状況に疑問がある場合は慣れてはいけないのであって、目指したい着地点に向かうためには何が足りないのか、現状把握をした上で対策を立てる必要があるんです。

自分の視野だけでは袋小路にハマってしまって抜け出せないこともありますから、こういった交流がとても素敵な時間だと思いますし、他の人の言葉に耳を傾けることは将来に繋がると感じています。

特に異業種であったり、異なった世代との交流は発見も多く、興味深い時間になるでしょう。

そんなところも慣れではなく、新しい出会いを求めることが大切です。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■5月13-14日(
 おいでやすMG in大宮
■5月27-28日(
 ジーラボTOC in川口
■6月17-18日(
 R☆MG in神田
■7月15-16日(
 ジーラボMG in神田
■7月22-23日(
 子ねずみMG in沖縄那覇
■10月14-15日(
 おいでやすMG in宮古島

※〈セミナー詳細・申込はこちら!〉※

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