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そもそもの話

そもそもの話

表面上の問題や悩みというのはとても多いと思いますが、直面している問題を解決する糸口は表面には出てきていないこともあったりするんです。

 

MGをしていると、色んな方からお悩みを聞くことがあります。

人生には悩みがつきものですし、経営しているだけでも多くの悩みが次から次へと生まれてくるものですし、会社勤めをしていても色んなことを考えながら日々を過ごしているものです。

経営者の悩みを聞くことは多いですが、社員の方からも色んな悩みを聞いたりするのが楽しいひとときでもあり、ついつい頭がフル回転してしまう時間でもあります。

この辺りが【最上志向】×【自我】の所以たるものかなぁ、なんて思いますが、この資質たちはうまく付き合わないと逆に見切りが早くなってしまう場合があるところが興味深いところです。

ストレングスファインダーをしていても、強みの裏返しというのは必ずひょっこりと現れますので、自分との向き合い方もなんとなく学んでおくと楽になります。

彼を知り己を知れば百戦殆からず、なんて言葉がある通りに、自分のことを良く知っておくのもまたいいものなんです。

そんなこんなで最近は特定商品の値付けを悩んでいるんです、なんて悩みを聞かせてもらいました。

値付けは本当に難しいですよね。

買ってもらいたいばかりについつい値下げをしてしまうこともあるでしょうし、価格競争という企業間のせめぎ合いなんてことも珍しくはありません。

そんな中での値付けは神経をすり減らすでしょうし、これでいいのかと悩むこともあるのは当たり前のことだと思います。

悩みを聞かせてもらった時のオーダーは数字面での評価を教えて欲しいということでした。

どんな値付けをしたら数字がどう動いて、傾向が数字でわかるから最適な値付けを知りたいということでしょう。

とはいえ数字だけで判断できるかと言えばもちろんそんなことはなく、結局行きつくところは根底に潜んでいる1つの問いに収束することになります。

それはそもそも「なぜその商品を扱っているのですか?」です。

わたしの得意分野は数字、ということはおそらく自他共に認識してくれているんじゃないかなーなんて勝手に思っています。

数字は傾向把握やシミュレーションを行うには最適なのですが、人の行動心理を組み込むには必要な要素が足りないのが数字というものです。

例えば商品を値上げした時のシミュレーションを行うことは比較的簡単ですが、本当にシミュレーション通りになるとは限りませんし、思わぬ影響を及ぼす可能性は少なからず生じてきます

数字であれこれと検討を行うことも有効なのですが、実はその商品を深掘りしていくと新しい発見があったりするものなんです。

そもそもなぜこの商品を扱っているのか。

この商品を売ることでどんな影響が顧客と自社に生じるのか。

そんな視点から考えていくことで、結果的に価格が決まったりして悩みが解決することも多いという印象です。

基本的に数字だけで悩みが解決するということは稀なので、色んな角度から考え抜くということがとても大切です。

 

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