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機会を増やす

機会を増やす

本人の活動の中で学びの場が設けられるのが一番なのですが、それに至るまでには不確定要素も多く、本人の資質に依存するところが大きいので、意図的計画的に作ることも大切です。

 

先日は1卓でのMG開催でした。

大人数で行うMGもわちゃわちゃしていて好きですが、この1卓開催というのがちょうどいいという場合もあるのが面白いんですよね。

大人数で行えば知見も経験も参加者の人数だけあるわけですから、色んな人と対話を行うことで学びのチャンスも広がります。

チャンスは広がりますが1人当たりに使える時間も限られてくることもありますから、比較的学びが浅くなることはないでしょうか。

MGを50期100期と重ねてきたら、深みを意識する段階になると思っています。

例えば社内で起こっている1つの問題に対してじっくりと深掘りをしていったり、根本に根付いた習慣や文化に対してのアプローチなどは、そうお気軽には取り組めない場合もあります。

そんなところにはじっくりと時間をかけたいところですが、カリキュラムが基本的に決まっている進行で行うとなると頭を悩ませる要因だったりします。

そんな中でも少人数開催は比較的時間の自由が効きますから、文字通りの「顔を見て」決めるをすることが可能な場面です。

当日はR&Dの管理職や製造業スタッフ、派遣会社スタッフに中学生とバラエティに富んでいたので、全体的な新しいチャレンジに加えてターゲットを絞ることにしました。

とはいうものの、直接直球で問いかけるわけでもなく、MGで使っている用語に対して例を出してもらうだけで現実現場がにじみ出てくるものです。

それだけMGって現場と結びついてくるわけであり、人生とも結びついているということなんですよね。

問いを出した後は受講生が好き勝手にあーだこーだとディスカッションしてくれるので、インストとしてはただ眺めているだけでいい時間が過ぎていく感じかもしれません。

とはいえ最後まで眺めていればいいかというとそういうわけでもなく、拡散した議論は誰かが収束させないと結論がなく、ただ「楽しかったねー」で終わることが多いのも事実だったりします。

収束させる役割は基本的にはインストであり、一般的にファシリテーターと言われている役割を担うことになります。

ファシリテーターとは中立的な立場で場を進行させる役割であり、物事を判定するでもなく、白黒つけるでもなく、意見の対立や衝突を解消して次のアクションへと導いていく役割です

そこに組織的や個人的な意図を入れてしまうと、感覚的に誘導されていると受講生に感じられてしまうので、中立的な立場というのはなかなかにキーとなる要素なんです。

社内の人間がその立場を担うのは立場や役職の関係上、まぁまぁ難易度が高い場合が多いので、社内で利害関係のない外部のファシリテーターが行うこともあります。

わたしがよく企業の会議などに参加するのはそんな要因もあるんですよね。

そんなこんなで通常は3.5期や5.5期などで局地的に実施されていることを講義中にやってしまうことで、実は強制的な学びの機会を設けることができたりします。

良いことは強制させることも組織作りやスキルアップには大切な要因だと思っているので、知らず知らずのうちに学びの場にいる仕掛けもなかなか良いものなんです。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■9月17-18日(日月
 ジーラボMG in神田
■10月14-15日(
 おいでやすMG in宮古島
■11月4-5日(
 くまモンCFMG in宮﨑
■11月25-26日(
 ジーラボMG in神田

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