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捨てる会議

捨てる会議

今ある仕事の中でも効率化できることやすでに役目を終えた仕事もあるので、各々の仕事を何のためにやっているのかを振り返るのも大切です。

 

研修に参加している方々のお話を色々とお聞きする機会に恵まれますが、その多くは会社を良くしたいと思っている人達ばかりな印象です。

それはそうなんですよね。

自らの時間とお金を使って研修に出向くくらいですから、何か得られるものはないか、現状を変えられるヒントはないかと探してくるわけです。

稀に人から言われたから来ましたとか、仕方なく来ましたと言う方もいますが、わたし的には来るだけで素晴らしいと思ってしまうタチだったりします。

真に素直ではない人たちは研修に出ることすらも拒否をしますから、そういった人たちが社内の割合で多い場合は変革する時に苦労をするかもしれません。

とある企業は社長に向かって「会社を辞めてください」なんていう社員の集団がいましたので、人間って知識や視野が狭くなるとトコトン自分中心になるんだなぁ、なんて思う瞬間だったりします。

そんな研修で学んだことを早速やってみることが業務改善の秘訣なのですが、人って始めるとどんどんと進めたくなってしまう生き物だったりします。

面白いですよね、始めるまではものすごいエネルギーが必要だったりしますが、いざ始めてしまうとやり続けないと気が済まなかったりするんです。

この辺りは自動車の走り始めだったり、歯車の最初の1回転が重かったりするのと同じようなものです。

物理法則でも最初の動き出しが一番摩擦抵抗が大きいですが、人の心理も同じなんです。

ただまぁ人の心理は全員が全員同じわけではないので、人によっては最初の動き出しに抵抗がなく、やり続けようとすればするほど抵抗が大きくなる人もいます。

とはいえ、中小企業に勤めている社員の割合では、最初の抵抗の方が大きいかなぁって気がしますが、ここも自社の社員さん達の資質をよく見てあげる必要はありますね。

そんなこんなで幾多の抵抗をクリアして最初の一歩を踏み出しそうと四苦八苦すれど、実はまったく時間が取れないということが起こります。

たいていの場合、自分の業務が手一杯で業務時間が終わり、場合によっては残業をしてまで業務を遂行している人たちがいます。

そんな中で研修で学んできたからと新しいことを始めようとしても、初動の摩擦抵抗に加えてブレーキべた踏みする社員がいてもおかしくはないでしょう。

社員の感覚的にはそんな意味のわからないことよりも通常業務が大切なので、なかなか本気になってもらえないことがあったりします。

そんなことがよく起こりますので、普段から仕事の棚卸をしておくことが大切なんです。

先日のMGでも「捨てる会議」を定期的に実施しているという企業もあるくらい、個々人の仕事内容を見直して捨てていくということが新しいことを始める時にはやるべきことの1つです。

これは基本的には業務というのはすべて遂行するものと感じている社員が多いので、みんなで業務フローを見直して、いらない仕事を捨てる意思決定をしてあげることがとても大切です。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■9月17-18日(日月
 ジーラボMG in神田
■10月14-15日(
 おいでやすMG in宮古島
■11月4-5日(
 くまモンCFMG in宮﨑
■11月25-26日(
 ジーラボMG in神田
■1月13-14日(
 ジーラボキャッシュフローMG in神田

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