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いつからあった

いつからあった

継続というのは意識するととても困難かもしれませんが、正しい努力を正しく続けられたら本人の力になることは間違いありません。

 

8月に入って、世間ではお盆の時期になりました。

この前後1週間くらいは仕事の予定がぽっかり空いていたので、そんなタイミングもあるんだなぁとカレンダーを眺めていましたが、よくよく考えたらお盆だったというのを昨日お仕事していて気付いた及川です。

曜日感覚はすでに怪しくなってきていますが、世間のイベントごとからも隔絶しつつあるかもですね。

でもまぁ、稲盛和夫氏も第一回の東京オリンピックが開催されることを知らなかったくらい業務に集中していたそうなので、世の中には当人にとって必要のない情報というのは意外と溢れているものなのでしょう。

当人にとって必要のないと思われる情報というのは、そもそも目の前にあったとして脳は知覚せず、見えてもいないと言われています。

最初からちゃんと存在していたのに「あれ、こんなのあったっけ?」と思う瞬間があったとしたら、自分の興味の外であったり、スキルがなかったところからちょっとだけ中に入ってきたということなんです。

先日も早8年目のお手伝いとなる企業に訪問して、いつもの業務支援をしていたんですよね。

営業の社員達とも顔なじみになって、8年間メンバーも変わらずに腰を据えて仕事に向き合っている姿を見ると、ホントにいい会社なんだなぁって感じる瞬間です。

メンバーが変わらないからと言って進化をしていないかというとそんなことはなく、当初は売上の感覚くらいしかなかったものが、今となっては社員数や給与、運賃や電気料金の変動、社用車に関わる経費などなど、わちゃわちゃと話し合うまでになっています。

全体の方向性を決めたら自分たちが担当する数字作りに没頭するわけですが、ここも当初は訳も分からず全取引先を同じ伸び率で増加させてお茶を濁していた計画が、各取引先の傾向から目標数字を作るまでに。

わたしのお手伝いは少しのきっかけを与えるだけですが、この会社が日々の小さな教育を行い続けていることが手に取るようにわかります。

教育の1つは自ら行動を変えられる知的ワーカーになるために、知識とマインドを提供することなんだなぁって、改めて思っていたりします。

そんなこんなで継続している研修ですが、8年目にしてもまだまだ気付くことはたくさんあるようです。

あるある話の1つなのですが、計画を作っていく過程で仲間たちと話が盛り上がって新しい施策などが作り上げられていくのですが、さて後日見直してみると「なんでこうなったんだろう?」という疑問が沸き上がる時があるそうです。

人間の脳はいい加減なもので、興味がないことを認知しないのと同じように、新しい施策を話していることは今まで認知していなかったことをノリで話しているようなもの。

まだ脳に定着していないので、明日にもなれば綺麗さっぱり忘れているものなんです。

そんなことが数年続いていたので、防ぐためにポストイット何枚もメモ書きを残していた社員さんがいたのですが、実は計画を立てる際に使うシートにはしっかりと「特記事項」の欄があって自由に記載できるようにしています。

その事を伝えると、「前からありました!?」とすごくびっくりしている様子。

いやー、8年前からあるんですよ、実は(笑)。

同じことを繰り返すことは無駄と感じることもあるかもしれませんが、実は毎回異なる学びを得ている可能性も少なからずあります

継続できるということは、1つの才能でもあり、とても大切な習慣になるでしょう。

 

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