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どれがホント?

どれがホント?

共通の言葉というのはとても大切ですが、解釈は人それぞれ微妙に異なりますので、少しずつ合わせていく行動が次のステップとして重要です。

 

沖縄に台風が居座っていたと思ったら、今度は別の台風が本土に上陸してきましたね。

あちこちで情報が飛び交っていますが、これらは色んな情報をそれぞれ独自に分析していると思うので、それぞれで解釈が異なった見解が出てくるでしょう。

大方の予測自体はある程度の誤差はあれど間違いないはずですが、どう判断するか迷うこともあるかもしれません。

個人的には風向きと風力と降水量がわかれば、なんとなく判断が可能なんじゃないかなぁって思っています。

必要な情報がわかれば、その情報を正確に提供してくれるところを探せばいいのですが、アプリのWindy.comは高精度の情報を無料で提供してくれている素敵アプリです。

この情報を見ながら「明日は飛行機飛ぶかな」とか、「どこの海が穏やかかな」などを検討して、わたしは行動を決めています。

というわけで、行動を決めるには正確な情報が必要なのは明白ですよね。

それは頭ではわかっているけれども、蓋を開けてみたら「あれ?」ということが起こるのが世の中です。

とある製造業の会社はMQ会計で業績評価をしていました。

壁のホワイトボードに何かあると四畳半のボックスを書き出して、数字を使ってあれこれと議論をする様子は、みんなで知恵を出し合ってるなぁって感じて何かいいんですよね。

様子はいいのですが、使っている数字に少し違和感を感じたのでしばらく観察していたら、ある1点に気付いたのは【分析思考】たる所以かもしれません。

同じ数字を共有しているつもりですが、実は各所で使われている数字の根拠がそれぞれ異なっていたんですよね。

それは原価をどう扱うか、という観点でした。

簡単にいうと経営計画での原価は材料費・外注費・水道光熱費、現場での原価は材料費、税理士が提示する会計上の原価は材料費・外注費・消耗品費といった感じです。

原価が異なれば粗利益額が異なるのは明白で、企業が目指す粗利益額は年間計画での目標として明確にしてあります。

目指すべき粗利益額を決めてはいるのだけれども、それを算出するべき原価計算の手法があちらこちらで異なっていると、正確な粗利益額が導き出されません。

となると一方では目標達成していたと思っていたら、実は達成していませんでした、なんてことも起こり得るんですよね。

全員参加型経営を目指す上で企業の仕組化は大切な要因ですが、その土台となるのは共通の言語です

共通の言語を使うためには共通の認識が必要であり、共通の認識を共有できた時から本当の共通の道具となります。

形を作ることは第一ですが、そこに息吹を吹き込むのは毎日のチェックと伝達が大切です。

 

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