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伸び悩む時期

伸び悩む時期

いつまでも同じことをしていると成長もそこそこなので、ある一定の時期が来たら新しい観点を取り込むことがとても大切です。

 

職業柄、いろんな企業のいろんな人とお話をする機会に恵まれます。

社長はもちろんのこと、取締役や幹部の方々、一般社員から内定者まで、本当にいろんな年齢のいろんな立場の方々とお会いできるのが面白い点でしょう。

それぞれ立場も違えば仕事内容も違いますし、考え方や癖、好みといったパーソナリティや内面的な資質も全員違う。

そんな人たちが複数人集まって組織を作っているわけですから、まぁ毎日飽きないくらいにイベントごとが起こったりすることもあるでしょう。

毎日はちょっと言い過ぎかもしれませんが、忘れた頃にあちこちからぽこぽこと火種が燻っているなんてこともあります。

火種は放っておくわけにもいかないので早期の対処が必要ですが、それには日頃からのコミュニケーションが結構重要なキーになったりします。

そんないろんな立場の方々がいらっしゃるわけですが、それぞれに悩みが異なるのは当然のことであり、それぞれのステージに合った課題が降ってわいてくるものです。

経営者は経営者が解決すべき課題で悩み、部長は部長が解決すべき課題で悩み、新入社員は新入社員が解決するべき課題で悩むわけです。

経営者に新入社員の課題で悩むことはなく、新入社員も経営者の課題で悩むことはないですよね。

それらの悩みをクリアしていくと次のステップが拓けてくるわけで、避けていてはいつまで経っても成長も昇進もしませんから、避けては通れない課題という名の壁だったりします。

経営者の多くは社員が超えてくるべき課題を解決してきた存在なので、なかなか乗り越えられないでいる社員を見ていると、どうにももどかしい思いをすることも多いかもしれません。

もどかし過ぎて口を出したいと思う反面、乗り越えてもらわないと成長に繋がらないことも知っているので、悶々とした日々を過ごしている経営者もよく聞きますね。

先日も気楽な場所で好き勝手に過ごす時間を共にしていた経営者が、30歳代がいまいち伸びてこなくて、20歳代がバリバリ結果を出してきたというのがもどかしいって吐露していました。

どちらかというと見本になるべき先輩社員がパッとしないと、評価や人事のことも考えてしまって悩みの種が増えますよね。

でもこれって世の中ではよくある話で、時代の流れが早い今の時流では当たり前に起こり得る事象です。

とある界隈でも「男は35歳でアホになる」とか「課長が一番アホ」なんて言われるように、視野が狭くなってしまう時期というのはやってきます。

20歳代で色んな経験をして、仕事も覚え、顧客から可愛がられ、1人でもなんとかやっていける自信がついたら30歳代になっていた。

そうしたらコロナ禍もあったりして商品の流れが変わり、顧客の考え方が変わり、お金の使い方が変わると、今まで成果を出してきたやり方というのが通用しなくなってきます。

その時に過去の成功体験に捉われず、今の顧客や環境に合わせて仕事をしない限り、成果を出し続けることは難しくなるのは明白です。

今まで成果を出してきた自負からくる固定観念から如何にして抜け出すかが成長の鍵ですが、それには固定観念に凝り固まった自分との対話を行っても活路は見えてきません。

自分にはない他のやり方考え方を外へ探しに行くことと、自分にはない観念を素直に受け入れる覚悟がとても大切です。

 

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