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組織文化

組織文化

共通言語とよく言われますが、ただ単に言葉として使っているだけでは置き換えただけで終わりますので、目の前の仕事との結びつけが大切です。

 

先日はMGやTOCを受講した企業がどのように実践してどのように変わっていったか、そんなことを発表してくれるとても素敵な勉強会に参加してきました。

研修で新しい発見をするのはもちろんなのですが、最近はYouTubeやオンラインサロンなどで刺激を受けることは多いかもしれません。

伝える側はその日のためにあれこれと準備をして臨んでいるでしょうから、何かしら聞き手にビビッと来るものがあるはずです。

もちろん「いやいやそんなものはなかった」という場面も時にはありますが、それは伝える側が暴投しただけなので、気にせずに次の球を探してもらえたら気が楽だと思います。

でも、多くの場合はビビッと来ると思いますし、すぐに何かしらの行動を起こしたいと感じることもあるでしょう。

その結果、どのような変化をするかは一人一人で異なりますし、会社組織でも異なりますから、変化のプロセスにはすごく興味があるんですよね。

なので、ふと週末が空いていることを思い出して、3日前くらいに岩手行きを決めたような形で行ってきたのが先週の土日でした。

事例発表というのはたいてい綺麗なもので、こんなことをしてきたからこんな成果がでました!という流れが一般的でしょう。

経営上の苦労話はもちろん出てくるのですが、それは現状分析をした上での比較対象的な苦労話。

改善によって会社組織が良くなったのだから、今に比べれば過去はこんなに苦労していた!というのは事例発表では当たり前の流れで、当然の比較・分析だとわたしの【分析志向】は見てしまったりします。

少し穿った目で見ていると言われても仕方ありませんし、【共感性】からするとありえないと感じるかもしれません。

でも、今回の事例発表は現状と比較しての苦労話だけではなく、間違った対策をしてしまっての苦労話も多くあったのがとても貴重な時間になったと感じています。

人間は失敗からしか学べないとも言われたりしますので、そんな視点での教え合いがとても興味深いですし、リスペクトするべき瞬間だと思います。

とはいえ、事例発表も研修と同じようなもの。

いい話だなーと刺激を受けることが多いでしょうから、「よーし、うちも明日からやったるぞー!」と心地よいモチベーションになることがあります。

やる気になったからといっても、昨日と同じことをしていては効果は望めないもの。

場面に応じた成功体験・失敗体験を聞かせてもらったのですから、何かしらの行動変容に繋がることを決めて実行していかなければ、結局は今日と同じ明日が待っています

なので、何かしらの行動に移したいのはやまやまなのだけれども、さて自社の組織にはどんなやり方で伝えていったらいいんだろう、なんて迷ったりすることもあるでしょう。

今の自社の組織になった経緯というものがありますから、ある程度の長い年月をかけて組織化してきたもの。

そこにはいいか悪いかは別として、れっきとした文化が存在します。

長い年月をかけて熟成してきたものですから、ちょっとやそっとでは変わるものではないというのが文化であり、人の認識であるもの。

そこにメスを入れるのならば、ある程度の時間と労力がかかるのは承知の上で進めていけば、少しずつ道は拓けて来るものです。

第一歩目は共通言語や共通体験から始まりますが、実践の時期をしっかりと取ることがとても大切です。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■1月6-7日(
 おいでやすてるMG in東陽町
■1月13-14日(
 ジーラボCFMG in神田
■3月16-17日(
 おいでやすMG in東陽町
■5月1-2日(水木)
 ジーラボMG in神田
■5月3-4日(
 R☆MG in神田 feat.千葉均
■5月5日(
 MT日程管理 in神田 feat.千葉均
■5月25-26日(
 ジーラボMG in神田

※〈詳細・申込はこちら!〉※

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