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努力できる人

努力できる人

一説では努力できるかは遺伝子で決まるかもしれないという研究もありますが、人間は誰しもが努力をできる生き物であり、努力を続けるための考え方や手段は数多くあるものです。

 

前回は努力について少しだけ書きましたが、わたし自身はそれほど努力ができる人だとは思っていなかったりします。

ある程度はできるのですが、根っこの部分でなんとかなるだろう精神が根付いているっぽくて、合格点ギリギリでもいいかなぁなんて思ってしまう節があります。

なので子供のころからテスト勉強をほとんどしたことがなくて、テスト前日に重い腰をあげて仕方なく出題範囲を見直すというのがわたしのテスト勉強のやり方でした。

それでもなんとかなってきたのは週3日くらい塾に行かせてくれたおかげだと思っていますし、塾の場である程度の疑問点を解決できていたことが大きかったと思っています。

高校2年生まではそんないい加減な感じでもなんとかなってきたのですが、微分積分の分野になってくるとそもそもわたしの思考とは合わなかったのか、全然頭に入ってこなかったのを覚えています。

微分積分で躓いたまま、スコーンと理系の大学へエレベーター式に上がってしまったものですから、電気という学問がまぁまぁ訳が分からず、でも努力の仕方を知らなかったので盛大に躓いた5年半(笑)になったような感じですね。

そんな努力というと日本では精神論的な考え方に感じる人もいるかもしれません。

努力と根性みたいに同じ階層の話ではないのに、さも同じことのように言われるのを聞いたことがあるでしょう。

努力は根性で行うものでもないですし、根性でやり続けるという努力はたいてい長続きしません

努力というのはたいてい反復することなので、ことによっては努力しているとも思わないでしょうし、ことによっては毎回憂鬱になってやり続けているものです。

大変な目に遭いながらもやり続けているということは、その努力が必要だと感じているからですし、これからの仕事や人生の中で必ず役に立つと考えているからこその努力でもあります。

この考え方はアメリカでよく取り上げられる考え方で、統計的にアメリカ人は努力によって人は成功に近づけると考える人が多く、逆に日本人って努力はあまり好まない傾向が数字で出ているのが面白いところなんですけどね。

なので、研究大好きなアメリカでは努力と遺伝子の関係を調べた論文が提出されていたりします。

結論はまだ研究内容が粗いので正確ではないにしろ、努力できるかは遺伝子や環境が影響を及ぼしそうだね、ということが書かれています。

ここですべてに触れるわけにはいきませんが、注目したいのは練習時間と成果はあまり比例しないということは数字で出ていました。

例えば10日間毎日2時間ずつ楽器の練習したとしても、全員が全員同じような音が出せるわけでないですし、習熟度はまちまちだということです。

改めて言われてみても当たり前だと感じる話なのですが、人ってどうしても人よりも早く成果を得たいがために、何かにチャレンジをしたら目に見えるリターンを欲しがったりします。

でも努力が実り始めるのはまぁまぁ後の話で、たいていの場合はすぐに成果が出たりはしません。

そりゃそうなんですよね、努力が必要ということは今までやってきていないから必要なので、ほぼゼロからのスタートということです。

それでちょっと努力をしただけで成果が出るのならば誰も苦労はしないですし、さらには同じ頃に始めた他の人が自分よりできるようになるのを見た日には、なぜか焦ってしまうものです。

でも、そこで他の人と比べることはグッと我慢して、目に見える成果だけに捕らわれることは避けてみてください。

努力というのは漢方薬のようにジワリと効いてくるものですから、継続してやり続けることが一番大切であり、やり続けるためには過去の自分と比較して成長を楽しむことです。

自分が少しでも成長できていることが正しい努力であり、継続できることが一番成果を出しやすいのですから、努力し続けられるために必要な考え方なんです。

 

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