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数字の判断

数字の判断

ビジネスの結果は数字で表せられますが、結果を出したプロセスはなかなか数字には置き換えられないものですので、大切に育てていくことが重要です。

 

長期計画を作っていると、今の会社規模から比べてみると全く想像もつかないような姿になることがあります。

5年や10年先の会社が本当にこんな姿になるのかどうか、疑ってしまうような数字になる時があるのですが、根拠なしで想定しているわけでもないので、やることをきっちりやっていけば到達してしまうくらいの会社像だったりします。

とはいえ、すべての会社が大きく変化する可能性があるわけではありません。

取り扱っているサービスには市場規模がありますし、市場が成熟しているのかどうかも大きく関わってきます。

今以上に伸びる姿が想定できない場合、限られた市場の中で豊かになっていく道を模索するのか、新たな道を開拓していくのかを意思決定してもらうことになります。

でも、たいていの会社が新たな道を切り開くことを選ぶので、結果的に今の会社と比べてしまうと見違えるような会社像になることが多いんです。

だいたいの会社がそうなのですが、今時点での利益と5年後10年後の利益では桁が変わります。

わたしのTOCの先生はソフトパワー研究所の清水さんですが、「今の売上を未来の利益にすること」なんてことを言われます。

それを聞いた瞬間に思い浮かぶのはたいてい「そんなバカな」的なことが多いと思いますが、感覚的にはそれに近いようなイメージかもしれないですね。

一般社員や幹部と言われるような立場でも、今の仕事のやり方やビジネスモデルが身に染みていますから、売り上げや利益が大きく動くようなことは想定できないことがほとんどです。

でも、一般的には想定できている範囲というのは限りなく狭いので、少し目を外に向けてみればやれることはたくさん転がっていたりします。

無理だと思うのは「知識不足」「慢心」「思い込み」のどれかに該当したりするものですが、この話はまたの機会にするとしますね。

目標作成に際して悪い数字にすることはありませんから、未来計画を作る際はまぁまぁ素敵な会社像になっています。

そんな素敵な会社の数字を目の前にして、とある社長はこんな質問がありました。

「うちの会社の中身を見られて、もっともっと最強、強い会社になるには数字上で何が足らないですか?!」

この問いには明確な回答があるわけではありませんが、BS上の数字を強くすることは可能でしょう。

強い会社と言えば別の言葉で「Cash is King」なんて言われるものですから、キャッシュを山ほど持っていれば数字上は強い会社に生まれ変わります。

強い会社というのはキャッシュを始めとした定量的な数字でも表すことができますが、物事にはいろんな側面もあり、その中の1つは数字で表すことのできない定性的な強さです。

数字はこれまで会社がどれだけ利益を出してきて積み上げてきたのかを表しますが、定性的とは会社がこれまでに成してきたこと、社内で定着させてきたことなどの理念・文化のようなものです。

形のないものなので数字で表すには工夫が必要ですが、BSに表れる数字と同じくらいに重要な会社の資産なので、大切に育てていくことが強い会社の未来を作ります。

 

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