損益分岐点はリアルタイムで動いているものと考えているので、ある1点に絞らない考え方もできるかなぁと思ってはいますが、それをある程度の規模の会社に当てはめるのは大変な気がしています。
損益分岐点という考え方がありますよね。
会社を経営している身としては欠かせない考え方ですし、個人の家庭でも単月で赤字なのか黒字なのかは結構気にする人もいるのではないでしょうか。
たまに海外旅行して大きな支出などがあった場合は赤字になる月もあるでしょうけれども、通常の生活では黒字にすることを意識するもの。
これがずっと黒字なら楽なものですが、そういうわけにもいかないのが経営の大変さでもあり、面白さなんだと思います。
しかも会社経営の場合はある一定期間で区切りをつけて、儲かったか儲かってなかったかを調べて税金の計算をしないといけないものですから、決算という区切りが迫ってくるとどことなくピリピリした雰囲気が出てきたりする会社もあるとかないとか。
本来はそんなことに気を取られたくはないのが本音だと思いますが、なにかしらのきっかけがあると気にしてしまうのが人間の性というものです。
そんなG-Laboの経営状況ですが、11月決算ですから5月末で半期が終了します。
おそらくは半期終了時点は無理でも、6月末には1回目の損益分岐点を超えるかもなぁ、という見込みを立てている状況だったりします。
この1回目の分岐点ってなんやねん、と思うかもしれませんが、わたしは確実に決まっている経費だけを1年分計上しておいて、そこから毎月の収支を追っていくというような手法を取っています。
確実に決まっている経費とは、人件費・地代家賃・減価償却費・支払利息が主だったもので、これらの1年間の数字はほぼ予測通りですよね。
反対にその他の経費は毎月の意図的な意思決定であったり、受注状況で変わったりするもので、たとえ予測を立てたとしても予定になかったハノイMGに申し込んだりしてたら当たるわけがありませんから、始めからDo nothingと決めているんです。
特に旅費交通費やセミナーの運営費は割合としては大きな経費ですが、受注の有無で変動するものなので、わたしみたいな1人会社の規模では予測しても仕方がない、と割り切っている感じですね。
経営コンサルタントがそんなことでいいのか、と思う時はありますが、旅費交通費や運営費は受注がなければ発生しない経費ですし、受注があれば旅費交通費や運営費を使っても必ず利益が出せるのです。
ということは、実は1回目の損益分岐点を超えてさえすれば、あとはよっぽどのことがない限りはどれだけ利益を積み上げるかという段階に入った、と言い換えることができます。
とある人はセミナーの運営費などを変動費に入れていると聞いたことがありますが、この辺りの考え方が由縁なのかなぁと勘ぐってるんですよね。
変動費に入れた方が単一のセミナー当たりで稼げる粗利益額は予測しやすいので、ある時点で損益分岐点を超えるな、というのは明確に把握できるでしょう。
固定費に入れてしまえば未来予測がしにくいのは確かで、あとどれくらいやらないといけないのか、どれくらいで利益が出るのかは若干見えづらくなります。
見えづらくはなるのですが、どうにもそれがデメリットには感じられないのがわたしの悪いところなのでしょうね。
最終的に残る利益はプラスなら気を揉むことはなくて、それよりも目の前のお客様や将来のお客様に目を向けたいですし、利益よりもキャッシュという指標に気を揉みたいというのが本音だと思っています。
だから、最近はキャッシュフローMGのインストをやっているのかもしれないですね。
数字の見かたや使い方も、結構アレンジが効くものなので遊べるようになると楽しかったりするんです。
〈募集中のMG/TOC〉
■5月25-26日(土日)
ジーラボMG in神田
■7月6-7日(土日)
子ねずみCFMG in沖縄那覇
■7月27-28日(土日)
ジーラボ理美容版MG in神田
■7月31-8月1日(水木)
ジーラボMG in東陽町
■8月5-6日(月火)
千里堂CFMG in網走
■9月18-19日(水木)
おいでやすMG in石垣島
■9月21-22日(土日)
ジーラボMG in神田
#経営#会計 #MG #TOC #ストレングスファインダー #全員経営 #ジーラボ #G-Labo