何者かになるにも需要と供給の関係はなりたつものですから、求められていることを与えられることが大事であり、相手を満足させることができれば何者かになったということになるでしょう。
何者かになりたいって、何かと聞くようになったかもしれません。
現代の病みたいな感じに捉われることもあるかもしれませんが、まぁこういう考え方っていつの時代も一定数存在しているはずなんですよね。
よくZ世代がーなんてという話を聞くことがありますが、かつては情報が出回っていなかっただけでどの世代でも同じように考えているものです。
わたしが就活をしていた時期はもう27年前になりまして、ちょうど就職氷河期と言われる世代でした。
まぁその頃にも会社は腰掛けで渡り歩くとか、自分のやりたいことをやるために起業するとか、就職をせずに仕事をするとか、ちらほら見かけたものです。
奇しくもフリーターという言葉が生まれてきた時期なので、自由に生きたいと思っていた人たちの中で、ファーストペンギン達はこぞって飛びついていたような印象が残っていたりします。
そういうわけで、何者かになりたいと思っている人はいつの時代にもいるわけですし、少し見方を変えると多くの人が表には出なくとも、心の底で感じていることなのだと思っています。
程度の差こそあれ、人は誰しも承認欲求があるものですし、そっとしまってある不安を抱えているものですし、ついつい周りの友人・知人を見てしまうものでしょう。
誰しも、と書いてしまっていますが、傾向的に表へと表れてくるのは若者に多いという印象があります。
20歳代の頃は何かとギラギラしていたのだけれども、30歳を超えた辺りから色んなものから解放されてきて、ある程度のことなら受け入れられるようになったということはないでしょうか。
そんな時期は人によってまちまちだとは思いますが、要は20歳代の頃は何かと今や将来のことを考えてしまう時期であり、もしも彼らと関係性を持った場合はそんな現象が彼らの中で起こっていることを前提として対処をする必要があるということです。
これをZ世代はわけのわからん生物だ、的に扱ってしまうと、何かしらの悪影響が出るのは当然だったりします。
特に職場では20歳代の離職はちょっと頭を悩ませる問題になることがあると思います。
冒頭にあったように、最初から腰掛で入社したのならばともかく、入社時は辞めることを考えてもなかった社員が辞めていくのは辛いものがありますよね。
退職の際によく言われる言葉は「入社は条件、退社は人間関係」なんてことも言われますが、人間関係の他にも何かしらの原因があることが多いと思っています。
仕事も最高、待遇も最高、キャリアプランも万全、だけど人間関係だけがねぇ。。。という理由で辞める人はそう多くはないでしょう。
何気に有効なのは何者かになることを促せるかとか、何者かになりたい欲求を満たしてあげているかだったりします。
この何者かというのはその人独自のオンリーワンでなくてもよくて、会社にとって何かしらのポジションで頼れる存在になってもらうことが近道なんです。
おそらくは若いのにやるなぁという社員さんが、社内に何人かいると思います。
そんな人たちに、あなたが何者であるかを伝えてあげることができれば、若い世代にも自分の居場所を持ちえたという自信と安心感を持ってもらうことができたりするものです。
それが人間関係にも結びついてくるので、会社の要求と相手の欲求を合わせてあげることが、何者かになれる接点なのです。
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