事実というのは1つなのですけれども、その事実に至る要因というのは見えなくてもいくつも絡み合っているものですから、それらを紐解いてみることが望む未来を作ることに繋がります。
先日はホームとも言える東京神田でジーラボMGを開催していました。
公開のMGは集まったり集まらなかったり、ベテランが多かったり初参加が多かったり、色んな状況を体験できるのがまた面白いことの1つかもしれません。
基本的には3名でも集まれば1卓で開催しますから、回数だけは積み重ねて27回目のジーラボMGでした。
ジーラボMGの前はYASMGだったり、もっとさかのぼると初インストは内定者研修だったりしますので、インスト期数的にはこの10年ちょいでまぁまぁ積みあがってきているような気がします。
今から思えば、インスト回数もカウントしておくと面白かったのかもなぁなんて思いつつ、いくつか所属会社を変えているのでデータが残っていないのがちょっと残念でしたね。
そんな今回はスタート前から波乱含みの様相を呈していたのでどうしようかと思案していましたけれども、ベテランが何人もいましたから少し安心してたら。。。こんなグラフですよ。
行を増やしても時間を伸ばしても自己資本グラフは右肩下がりで、売れども売れども赤字が積みあがる修羅にも見える市場が展開されていたのですが、まぁ経営している当人たちはとても楽しそうにしていました(笑)。
会社が赤字でキャッシュもガンガン減ってきているような状態なのに、当の社長は楽しそうってどういうこと?
一般的に考えるとそんなイメージを抱くかもしれません。
しかも5期が終わって〆ようとした時には、誰も自己資本が300を超えていないのに「表彰状が欲しい!」なんて言い出すんですよ(笑)。
どうやら北陸では自己資本が1でも残っていたら表彰されるという異文化らしいので、初めて自己資本188B++の方へ最優秀経営者賞をお渡ししました。
そんなこんなで色んな事があったジーラボMGでしたが、結果的には表彰状をお渡しできてよかったなーとこっそり振り返っています。
わたしがインストをする2日間の中で重視する事柄の1つはデータに関してです。
わたし個人的な特性からも数字の扱いが得意ですし、今回特別にマイツールの講義をしてくださった方も数字大好きな方なので、何かにつけてデータに関するお話になることが多かったです。
数字は嘘をつかない。
そんな言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、それくらい数字って正確に表現をされているように見えるものです。
ある意味では間違いではないのですが、数字に固執することもある意味では危険な考え方になるというのが共通の見解だったりします。
1個粗利が15円で12個売れたのだけれども、赤字が100円ある状況だった場合、そこからどんな思考プロセスを辿るのかはとても重要な要素です。
数字上ではあと7個多く売れれば5円の利益が出るまでになる計算なので、さー次は19個売れるように頑張るぞー!なんてやっていたら、残念ながら計画達成はしません。
販売数量があと7個足りないのは事実なのですが、その事実になった原因や要素が必ずあるはずで、12個しか売れなかった要因が生産能力が足りなかったとか、売り負けてたとか、1つだけではなくいくつか必ず存在します。
数字の陰に隠れたそれらの要因を具体的に改善をしない限りは、ゲームであろうとも継続的な利益を生み出すことは難しいものです。
同じように冒頭の赤字で喜んでいる人たちがいるというのは、実は赤字になってしまったゲーム展開の裏に大きな学びと楽しさが隠されているということなのでしょうね。
わたし自身は赤字だと嫌ですし面白くないと感じるタチなので、赤字という現象から読み取れる要素は他にも多くありますから、世の中には色んな価値観があることを知ることはとても大事なことなのです。
〈募集中のMG/TOC〉
■7月6-7日(土日)
子ねずみCFMG in沖縄那覇
■7月27-28日(土日)
ジーラボ理美容版MG in神田
■7月31-8月1日(水木)
ジーラボMG in東陽町
■8月5-6日(月火)
千里堂CFMG in網走
■9月18-19日(水木)
おいでやすMG in石垣島
■9月21-22日(土日)
ジーラボMG in神田
■10月19-20日(土日)
流通版MG in神田
■10月21日(月)
マイツール勉強会 in東陽町
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