人や組織の悩みのほとんどは人間関係から起因することですから、人との繋がり方はとても大切な要素であり、学び続けることで未来がとても楽になったりします。
多くの人と接していると、様々な観点から物事を見ている人ばかりだということに気がついたりします。
特に研修の場で出会った人たちからは気付かせてもらえる機会も多く、そんなことが病みつきになることもあるような気がしています。
研修の場は普段とは異なる環境に身を置いているのですから、職場の力関係や利害関係などを抜きに自己表現してくれたりするものです。
それでも始めは自分を取り繕りたいものですが、余裕がなくなってきたり回数をこなしてくると、そんなことはどうでも良くなってくるのが面白い現象ではありますよね。
そうやって自分が解放されてくると自分の経験体験から面白いアウトプットが出てくるようになるのと同時に、他の人の考え方がスッとインプットされていくようになるものです。
研修をしてみて成果に差が出るのは、何気に解放されているか閉まっているかの違いというのもありますから、じっくりコトコト見守ることやがっつりトコトン向き合うことが大事だったりします。

参加者が解放感溢れる感じだととても素敵なのですが、全員が全員そんな価値観ではありませんから、そこに人間ドラマが生まれるものです。
この解放感の正体は何か、なんてたまに考える時はありますが、これって正解はないと感じているのでふわっと心得ておくといいのかなぁなんて思っています。
人によってはきっちりと定義づけがされて、再現性のある行動を繰り返せる人はいると思いますが、わたし的には未開拓な分野なのかもしれません。
そんな時に何かしらのヒントをもらえるのが研修の場であり、利害関係のないやり取りが行えることってとても貴重な時間だと感じる瞬間です。
それも他愛無い会話から生まれるものであり、あなたはSだよねーMだよねーなんていう話から展開された流れが、改めて「そうだよねー」と感じられるものでした。
簡単に言うと、長年自分はSで貫き通して来たと思うけれども、今ではMの時でも面白いと感じられるようになった、みたいな変態のお話です(笑)。

これだけ聞くとなんのこっちゃ。。。となりますよね。
Sとは言ってももちろん夜の営みの話ではなく、人との接し方での話であって、Sだと相手をどうにか変えてあげたいとか、自分の考え通りに動かすにはどうするかとか、言葉を選ばずに直球を投げまくるとか、そんなイメージです。
物事を良くするためには回り道をしても時間の無駄だし、一時の犠牲を伴うのは仕方ない、みたいな考え方かもしれません。
そんな人がMでも楽しめるようになった、というのはどういうことなのかなぁなんて聞いてみると、「物事を何でも受け入れられるようになると楽しくなってきた」なんて話すんですね。
自分が思いもよらない事態が起こっているとしても、まずは一旦受け止めてしまうことさえできるようになったら、今までプンスカしていたことでも俄然面白みが増したって感じかもしれません。
Sってどちらかというとベクトルは自分から外へ向いているのだけれども、Mって外から自分へ向かってくるベクトルってイメージでしょう。
双方ともにバランスよく開放されていれば、インプットもアウトプットも心地よく行うことができますし、相手に与える影響も自分が受け取れる影響も大きくなってくるんです。
まずは穴が開いていないと通れませんからね。
どちらかの穴が塞がっていたり、小さすぎる時は突貫工事をして解放してみるのもいいかもしれません。
逆に穴が大きすぎる人もいるでしょうから、そんな人は時と場合によって調整するのもいいですね。
この穴は相手と繋がるパイプみたいなものですから、いつでも繋げられるようにしておくことはとても大切です。
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