ロールプレイングといった手法はよく聞かれますが、実際に育成に取り入れている企業はそれほど多くないような気がしていて、まだ実行可能な事前準備は数多くあると思っています。
練習ではうまくいくのに本番でもある試合ではなぜか実力を発揮できない、なんてことはなかったでしょうか。
わたしは小学生の頃は少年野球をしていましたが、4年生から始まる学年別の試合ではほぼレギュラーでプレイさせてもらっていました。
最初の頃は5番を打っていたのですが、他の選手の台頭とともに6番へ移り、時には7番を打つような立ち位置になっていたのを覚えています。
ただ単に打率がそれほどよくなかったのが原因かもしれませんが、チーム唯一の左打ちだったのもあってか四球が多く、出塁率OBPはまぁまぁよかったような気はします。
今となってはデータがないのでただの憶測になってしまうのがもったいないですが、こんな時にデータがあるとわかりやすいのになぁって思いますね。
そんなこととは全然関係なしに、当時はまぁまぁ太っていたので「こいつ飛ばすだろう」というコーチの勝手なイメージで5番にされていただけかもしれませんが(笑)。

でもまぁ、試合での打率は低いだろうなぁと肌感覚でわかってはいたので、打順が下がっていく結果も今にして思えば仕方のない采配だと思います。
そんなわたしも練習ではまぁまぁの職人技を見せていて、守備は比較的得意でエラーはほぼありませんでしたし、打撃も人並み以上にはいい感じに打てていました。
それが試合では何故か打てなくて結果が伴わないという、漫画やドラマでもよく聞くような展開ですし、部活やサークルとかでもよく言われる事象なのでしょうね。
こんな感じに何かしら取り巻く環境が変わったのなら、自分が想定しているような結果が出せないことがあることを知っておくと、ビジネスの世界でも対応が変わることがあります。
よく聞くのは営業に出たはいいけれども、相手がさっぱり話を聞いてくれなかった、なんてことが起こったりします。
営業に出る前はこんなことを伝えて、いい感じに話を持っていくと興味を持ってくれるに違いない!なんて思っていたら、そんな都合のいい展開なんて1件もなかったとかでしょうか。

特に仕事を始めたばかりの新人さんとかは現場経験がありませんから、仕事に取り組む際に自分都合のシナリオを思い描いていたりします。
そのシナリオはとてもスマートに仕事をこなす様であったり、こちらの想定通りに話が展開したりというイメージですが、まぁ現実はそんな上手くいくわけがなくて、自分が知らない範囲の問いや要望がカウンターのように繰り出されてくるでしょう。
イメージではそんな問いにも華麗に受け答えができて、あっという間に顧客の信頼を勝ち取るつもりでしたが、現実ではどうにもならずに宿題を山と持ち帰ることもあるかもしれません。
実際はそんなことの繰り返しで成長をさせていくという育成プランもあるでしょう。
失敗することで成長に繋がっていくからたくさん失敗するといいよ、なんてよく言われますが、何もお客様の前で失敗させることもないのです。
いざ本番に臨む前にできることって結構あるもので、事前にシミュレーションの場を用意して失敗させてあげることが双方にとって良い結果となることでしょう。
そんなわたしも少年野球をやっていた頃は地道な努力というものを軽視していて、他の選手が家で素振りをしていると聞いても、頑張ってるなーと思いながらのほほんとゲームしているのですから、結果が伴わないのは当たり前の真理でした。
王貞治氏やイチロー氏も毎日の努力量が半端ないことはよく知られていますので、本番に臨む前にどれだけの準備ができるかが命運を分けることは明白なのです。
意外に社内のノウハウを共有することでも成果は変わってきますので、できることはすべてやっておくことがとても大切です。
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