革命や改革にも使われる革はそもそもあらたまると読んだりするもので、例えば企業革命を起こすということは社長が取って代わってまるっきり体制が変わることだったりします。
社員の意識を変えたい。
そんな悩みを抱えている社長さんって結構いらっしゃるような印象です。
個人的な感覚から書いてしまうと、基本的には人って変わりづらくはありますが、何かのきっかけさえあれば価値観が大きく変わる可能性はあります。
このきっかけというのが厄介で、1人1人スイッチが異なるものですから、これさえすれば誰もが生まれ変わってくる!なんていうソリューションはないのが実情です。
なのであれこれと試しながら実施していると思いますが、何かしら変化を起こすと不満が出たり退職が発生したりと望んでもいない変化も起きるので、はてどうしたものかと悩む方もちらほらと聞きました。
とはいえ、自ら変化を起こさなくても望んでいない変化は起きるものですから、どうせなら自分の意思決定で変化に臨んだ方がいいというのが個人的な見解だったりします。
というわけで、何かしらの意識改革をしたいなぁなんて思うものですが、これが思っているだけでは叶うモノも叶いません。
思うだけで願い事が叶うのならば、考えることが得意な【内省】が上位資質のわたし的にはものすごくありがたいのですが、そんなサイバーな世の中じゃないんですよね。
そういえばふと思い出したのですが、とある研修でみんなが取り組んでいる課題に対して運営の方が一言「〇〇時までに終わるといいなぁ~」なんて、のんきに声だけ出して自分は全く動かないなんて光景を見たのを思い出しました。
こういった相手に主導権を持たせる手法って、対象者がまぁまぁ優秀なら勝手に成り立っていくのですが、終わらせる手段を持っていない相手に願ったところで何も起こらないのは明白だったりします。
なので意識を改革したくない人に対して自主性を促しても変わらないのも明白であり、自然の摂理とも言ってもいいかもしれません。
なので、どのように変えるのかと言われると、多少不本意ではありますが強制することが一番でしょう。
この「強制させる」ということに対して否定的な感覚を持つ人は少なくありませんし、わたし的にも積極的に勧めたいわけではありませんが、それでも強制って大事だと思っています。
簡単な例でいうと、子供の頃に強制的に学校へ行かされて勉強させられていなかったら、おそらく今の自分はいないでしょう。
学校を卒業した後、社会や家族の圧力があって半強制的に社会人になって仕事を始めなければ、自分のやりたい仕事や在り方なんて見つけられなかったでしょう。
実はある程度の実力がつくまでは、強制というのはとても有効な手法であり、ある意味では相手主義であり、受け入れられづらい優しさでもあるのです。
とはいえ、強制するにしてもいきなり大きな負荷をかけるのは得策ではなく、相手を見ながら匙加減を加えるくらいの余裕があることが望ましいですね。
学校でも余裕がなくてちょっとのズレも許せないような教師だった場合、まぁまぁ窮屈でしょうがないと思いますし、興味も湧かなくなると効果も期待できなくなりそうですから。
何かしら軽めの習慣からつけていくのもいいものです。
軽めとは言っても毎度のチェックを怠らず、決して諦めずにやり続けることが前提ですけどね。
ベンチマーキングなんてうってつけだったりしますので、キックオフに試してみるのもいいのではないでしょうか。
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