Blog

ブログ

TOC学会

TOC学会

学びというのはすぐに結果が出るものではありませんが、学び続けることでやれることも広がりますし、相乗的に効果が出てくるものです。

 

先日はTOC学会in博多に参加してきました。

学会と名はついていますが研究発表みたいな堅苦しいものではなくて、TOCを学んで実践してみた結果、こんなことがありましたー的なことを言い合う場だったりします。

TOCに限らずに新しい理論や仕組みを導入した際には色々と起こるもので、多くは前向きな反応ではないことがあるんですよね。

それでも留まることは退歩であると言われるように、企業や組織も時代の変化に合わせて歩んでいかなければ、あっという間にロートル化して相手をしてくれる人がいなくなっていくのは目に見えています。

とはいえ、今回は博多という土地柄もあるのかもしれませんが、変化自体に抵抗があるわけではなく、変化することによる試行錯誤な話が中心だったのが、とても心地よかったなぁなんて思っています。

何かを成すには必ず障害があるもので、1つずつ乗り越えていくことで成せる環境が整っていくものでしょう。

今回の学会で印象的だったのが、言語化が難しいという場面が何度か見られた点です。

何かしらの変化が起こったり、意思決定をする際の理由等、どうしてそうなったとかそう思ったとかを言語化できないことって結構あるものです。

論理的に考えればあり得ない話ですし、論理一本で判断してしまえば根拠がないとか、まったく考えてないと一蹴してしまったりするかもしれません。

とはいえ、世の中の出来事すべてに説明がつくわけではありませんし、ましてや人はロジカルな思考とは異なる判断基準で行動する人もたくさんいますから、論理的に説明ができない場面も多くあります。

言い換えると直感だったり感覚的な判断と言えますが、実はその感覚に従うと企業にとって良い結果に結びついたりするのが面白いと感じています。

直感で物事を解決する場面には何度も遭遇しているのですが、わたし自身は因果関係を明確にして再現性のある仕組みにすることもやりますから、そんな場面に遭遇すると実はテンションが上がったりするんです(笑)。

よくアイデアが降ってきた、なんて表現をすることがあるかもしれません。

学会の発表者の中にも、なぜそんな改善方法を思いついたのかと問われた際に、「うまく説明ができないですが、ある時頭に降ってきました」なんて回答をしていました。

問うた側は何かしらの参考にしたいと思っているはずですが、この回答だと何も参考にはならないのは明白で、期待に応えられていないと感じるかもしれません。

わたし自身も若い頃は「なんじゃそりゃー」なんて感じていたような気がしますが、今は柄にもなく「なるほどなー」なんて納得するようになりました。

色んな学びを続けていると、ある瞬間に突然繋がったりするんですよね。

稼働日数のデータ管理をしていたら、突然マーケティングと繋がったり。

営業の仕組みを考えていたら、突然投資計画の仕組みと繋がったり。

今まであまり活用してこなかった知識が、ある時突然役に立ったりすることは何度もあったのを実感しています。

世の中の改善ってそんなことから成り立っていることも多いので、今は意味がわからなくても学び続けたり新しい知識を入れることは有用だったりします。

自分の仕事に関係すること以外でも役に立つことはたくさんありますので、好奇心ってとても大切な宝物です。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■7月27-28日(
 ジーラボ理美容版MG in神田
■7月31-8月1日(水木)
 ジーラボMG in東陽町
■8月5-6日(月火)
 千里堂CFMG in網走
■9月18-19日(水木)
 おいでやすMG in石垣島
■9月21-22日(
 ジーラボMG in神田
■10月19-20日(
 流通版MG in神田
■10月21日(月)
 マイツール勉強会 in東陽町
■11月23-24日(
 ジーラボMG in神田

※〈詳細・申込はこちら!〉※

#経営#会計 #MG #TOC #ストレングスファインダー #全員経営 #ジーラボ #G-Labo

記事一覧に戻る