知っていそうであまり知らないのがお金の動きなのかもしれないので、今起こっている取引やお金のやり取りの行く末を数字で把握しておくことはやっておいて損はありません。
年内のカレンダーにはキャッシュフローMGのインストがちらほらと予定しています。
自分で主催しての開催はありませんので、依頼してくださる方々には機会をくださって感謝しかありません。
依頼くださるからにはキャッシュフローMGから得られるであろう期待があってのことだと思っていますので、何かしらの効果を持ち帰ってもらいたいと常々頭の中を巡っていたりします。
ふとした瞬間に考えたりするんですよね、もっとわかりやすくて実践的な伝え方はないかなぁなんて。
こう見えて真面目なので(笑)。
とはいえ、キャッシュフローMGでの2日間では伝えるという比重が大きいので、じっくり腰を据えて数字を見ながら理解を深めるという形にはしていないですから、その機会は改めて時間を作ってもらってということになるかもしれません。
改めて数字を見るということはその会社の貸借対照表を見せてもらうということなので、ある意味では会社の全体像を見せてもらうことになります。
貸借対照表を見て、あれこれと業務の話を聞いていると、だいたいのお金の流れが掴めてくるもので。
小売りや製造業などの一般的な業態はわかりやすいですし、建築や土木などの工期が長くて特有の勘定科目があるものもあれば、リース業やパチンコなどの少し複雑なお金の動きをするものまで、まぁあれこれと見てきたものです。
一番わかりやすいのは士業のような原価がなくて、お金の動きがシンプルなのはパッと見でわかりますし、自分と同じような職種なのでちょっとだけ数字を見るのが後ろめたくもありますが、遠慮なく見ることにしています(笑)。
そんな愉快な情報が満載の貸借対照表ですが、これがわかるようになると損益計算書以上に経営が楽しくなってくるような会社があります。
PLベースでの意思決定とBSベースでの意思決定では絶妙に変わることがあるので、この違いがわかってくると打つ手が増えて選択肢が広がってくるのが面白いんですよね。
基本的には国が定めた会計基準に従わなければならないのが税務会計です。
その会計基準にしっかりと従いつつも、あれこれとごにょごにょとBSを作っていくのが経営者の役割の1つであると思っています。
PLは社員全員の力を合わせて作っていくものですから、着実に一歩ずつ向上していきながらも、次第にエースが台頭してきて引っ張っていってもらえたりするでしょう。
そんな過程で社員同士の衝突なんかも起きながら、紆余曲折ありながらもみんなで力を合わせてお客様を増やしていって、だんだんと安定的に利益が出るようになったからみんなハッピー♪
というような状態を目指したいですよね。
困ったことに、安定的に利益が出るようになったら、いつの間にかキャッシュがなくなって倒産した。。。なんてことも稀に起こったりします。
そんなことになったら、ハッピーなはずなのに思ってたのと違う~、なんてことになったら笑い話にしかならないでしょう。
これは経営者のポンコツがついつい出ちゃった現象ですが、ポンコツの才能はもっと別なところで使うべきですから、キャッシュの流れについては学んで把握しておくことが大事だったりします。
キャッシュの流れを掴んでPLとBSの繋がりを知ると、実は意図的にBSを作り上げることもできたりするものです。
すべては知識として知ってからの意思決定。
知恵を出すにも幅広い知識が必要ですから、そんな観点での学びもまた面白いものです。
〈募集中のMG/TOC〉
■9月18-19日(水木)
おいでやすMG in石垣島
■9月21-22日(土日)
ジーラボMG in神田
■10月1-2日(火水)
千里堂CFMG in網走
■10月19-20日(土日)
流通版MG in神田
■10月21日(月)
マイツール勉強会 in東陽町
■11月23-24日(土日)
ジーラボMG in神田
■11月30日-12月1日(土日)
ビーラブCFMG in神戸元町
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