昔からの慣習というのはあると思いますが、そのやり方を変えていくことが改善であり、少人化や平準化に繋がっていくものですから、少しずつでもやり続けていくことが大切です。
今日で20日連続の旅（出張）が終わります。
主には仕事だったり研修参加だったりしますが、個人的な予定もいくつか織り交ぜながらの旅路でした。
20日間の旅路なら持ち物もまぁまぁ多くなると思いきや、標準のキャリーケースに入る分くらいしか持ち歩かなかったりします。
でないと飛行機搭乗時に手荷物へ預けなければいけなかったり、宿泊場所がコロコロ変わりますから持ち運びに大変な思いをするのも難ですので、ホントに使う衣服や道具しか入ってなかったりします。
衣類なんかは3日分くらい入れておけば、道行くホテルで洗濯しながらあれこれと着まわす感じにできますので、キャリーケースの半分に衣類とPCが入るくらいで事足りたりします。
ただホテルで洗濯をするにしても、たまーにこういうガチャガチャ形式で洗剤を売っているのを見ると辟易するというか、テンションが下がるというか。。。Your attitudeじゃないなぁなんて思う時があります。
基本的にホテルのランドリーは洗濯機を回すのに100円玉が何枚か必要で、乾燥機を使うのにも100円玉が何枚か必要です。
親切なホテルは洗剤を自動で入れてくれる洗濯機を導入してくれていますが、まだまだ別売りで洗剤を売っているホテルも多くあるのが現実でした。
そういったホテルでは洗剤を買うにも10円玉が必要ですし、このホテルなんて40円なんて価格設定な上に10円玉しか使えませんから、10円玉4枚なんて普段から持っていることなんてあるわけもなく。
高い確率でホテルのフロントに両替をお願いすることになります。
この時はほとんど小銭を持っていませんでしたので、1000円札を出して「ランドリーを使いたいので両替をお願いします」とお伝えすると、「100円玉10枚でいいですか？」と返ってきて、さらに辟易するということが起こったりします。
それじゃ洗剤買えないやーん、とツッコミを入れたくなるのをグッとこらえることって、時には必要ですよね。
ふと胸元を見ると研修生と書いてありましたから、おそらくは入社間もない従業員だったかもしれません。
それじゃあ、自社のサービスを知らなくてもしょうがないかなぁ、なんて思いながら「洗剤を買いたいので10円玉も入れてください」と言うと、完全に目が泳いでしまってですね。
大げさな比喩ではなく、ホントにあちらこちらへ視線が移っていて、完全にテンパってしまっている様子になってしまい、心なしかいじめているんじゃないか？と思った瞬間です(笑)。
そしたら「何が何枚か言ってください」ときたので、3度目の辟易タイムを感じながら「500円玉1枚100円玉4枚50円玉1枚10円玉5枚お願いします」と伝えると、パパっと出してくるんですよ。
この子めっちゃ処理能力あるやーん、と思った瞬間です(笑)。
能力はあるけれども経験が足りないということはよくある話で、経験が足りないことで起こる失敗というのは常識から外れることも多く、案外と目についてしまうものです。
わたしも高校生のバイトの時、領収書を求められた際に「お品代でお願い」と言われて宛名にお品代と書いたら、お客様にめっちゃキレられたこともありますし。
普通に考えたらありえなーい！なんてことを経て、人って成長していくものです。
従業員の経験が足りないのに状況を見て自分で判断させる、なんてことはリスクが高くなる上に成果も成長もないこともあります。
働く人の段階を見ながら、じっくりと教育していくことがとても大事なんです。
で、何が言いたかったかというと、洗剤を買うのに10円玉が必要な状況をなくして欲しいなぁ。
ホテルのフロントも業務減ると思うしね。
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