シンプルに言葉で表すことで色んな人に響く言霊となり得ますから、物事の本質を捉えて誰にでもわかる言葉で表現できると、多くの人を動かすことができるでしょう。
最近は管理する立場について考えることがあったりします。
自分でいうのもなんですが、わたし自身は実務者向きであってリーダーに向いているとは言えないんじゃないのかなーなんて思っていました。
今でも思ってはいるのですが、今更になって過去を振り返ってみると意外にそうでもないのかも、と思い直している自分が面白いなぁなんて、自分自身を客観視していたりして。
傍から見るとなんのこっちゃって感じかもしれませんね(笑)。
そんなことを思ったのは、8月に壱岐島へワーケーションに行った時にチラ見したドラッカーの本がきっかけです。
ドラッカーは経営に関しては有名どころ中の有名どころで、名前を知らない人はいないくらいだと思いますが、がっつり読んだことがなかったのがご縁の不思議さを実感します。
とはいえ、がっつり読んだわけでもなくカフェに置いてあったのを暇つぶしにチラ見して、ほんの10分くらい流し読みしたくらいですし、こそっと3行くらいをメモったくらいで終わっています。
そのメモの中にはこんな感じの記述が残ってました。
「マネジャーは組織の成果に責任を持つものである」
あー、そうだよなぁ。。。なんて妙に腑に落ちる瞬間でもあったかもしれません。
伝えたい事柄を一言で表すことは意外と難しいもので、表そうとしてもどこかあやふやになったり、一部の観点に重点がおかれてしまったりして、万人に納得ができる言葉にならないことの方が多いと感じています。
よくTOCなどの研修を行って企業の課題を明確にする際も、この点に着目をするといい感じに多くの人の理解を得られるもので、何気に一番気を遣う観点ですね。
ドラッカーは「組織の成果」と定義付けてはいるものの、成果といっても様々だと思います。
会社の成り立ちから検討すると最終的に利益となるでしょうから、長期的に会社が存続できるくらいの利益を継続的に得られるようにすることが、マネジャーの役割って感じに受け止めています。
ほんの短期間で利益をゴリゴリとあげて出世さえすれば、後は死屍累々が積みあがったり焼け野原になろうとかまわない、的な感じではないことは明白でしょう。
継続的な利益ともなれば、自分だけが稼げるだけでは達成できませんから、きっちりと後続を育成したり新しい分野の稼ぎを作りだしたりする必要が出てきます。
そういう観点で言えば20代のわたしはリーダーに向いているとは言えなかったなぁ、なんて振り返っているところです。
20代はとあるファーストフード店の店長を何店舗かやっていた頃で、わたしが在籍していた時は売上もバイトも安定していましたが、異動でお店を離れるとまぁまぁ愚痴を聞くようになり、退職をした後は5.6年後に全店舗が撤退をするという憂き目にあっていたのを思い出します。
そういう意味では継続的な利益を生み続けられる後進を育てられなかったんだろうなぁ、って思っていて、そんなこともあって今では組織を過去・現在・未来の観点で眺めるようにしているのかもしれません。
何が言いたいか。
どんなにポンコツでも人って成長するものですね。
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