基本的な考え方では落ちこぼれを出さないであったり、全員の一歩を目指していきますが、無理な時は無理なのでトップダウンで全体の利益を確保することはとても大切です。
先日の土日はジーラボMGを開催していました。
今回も例に漏れずに半数以上の参加者が10期以下という、なかなかに経験者が頭を使う場になったわけですね。
利益を出せるセオリー通りに経営を行おうと考えていたとしても、新規参入企業のやる気と勇気と漢気に振り回されるなんてことが日常的に起こるのがジーラボMGかもしれません。
市場を棲み分けることなんて起こるわけもなく、入札も毎回が本気なものですから、高値で売ろうとするなら売る側も本気の工夫が必要になってきます。
そんな場面場面で瞬時の状況判断をしながらも、初心者のフォローもやってくれるものですから、参加してくださるベテランさんには頭があがりません。
ジーラボMGは皆様の優しさで成り立っていますので、本当にいつもありがとうございます♪
そんな感じのMGですから、少し角度を変えて俯瞰してみるとカオスな状況と表現してもいいかもなぁ、なんて感じる時はあります。
ちょっと前のブログにも書きましたが、多少の社会実験も含まれていますので、本当に色んな方が参加してくださいます。
MGはイモ洗いの場とも表現されますけれども、今回も大阪や福岡の経営者の方もいれば、会社員なのに個人のお金で参加してくれた人が複数いたり、個人事業主もいればカテゴリー的には無職もいるという、まぁまぁバラエティに富んだラインナップです。
これだけ個性的な参加者が集まってくれると、会場内には統一感なんてものは欠片も存在しませんから、何が起こるかわからないという素敵な場になりますよね。
そんなカオスな状態になっているものですから、インスト目線では2日間のゴール設定を明確にしていないとふんわりと終わってしまうこともあります。
これって実は社内における経営者目線と似たような感覚であり、社内の意思統一をどう図るか、参加者に同じ方向を向いてもらうにはどうするか、なんてことと共通していたりするものなんです。
ちょっと違うところは、参加者は社員ではなく、どちらかというとお客様の立ち位置になるということでしょうか。
MG的な考え方ではイモ洗いという思想上、参加者はお客様という立ち位置ではないと考える場合はあると思いますが、初めて研修に参加する方は100%お客様気分で来ることでしょう。
市場にはお客様の自由とライバルの勝手しかないと言われています。
このお客様の自由に対応して、会場全体の利益を生み出さないといけないのがインストの役割ですよね。
なので、簡単にいうと参加者達という即席のチームをまとめて2日間の方向性を示し、全員の学びに繋がる指示を出しながらゴールを目指すという、2日間限定の経営者をしているようなものでしょう。
参加者が同じ社内の人間ならやりやすいですが、初対面ばかりが集まることもありますので、起業したてのスタートアップを楽しめるような時もあるって感じです。
お客様は本当に自由ですから、時にはこちらの意図通り伝達通りに動いてくれないこともありますが、それを乗り越えてチーム作りをするのが経営者の役割であり、未来を創ることに繋がります。
とはいえ、無理な時は無理なので、Mソートしてお客様を区別する必要が出てくる事態になった時に、きっちり意思決定できるかどうかって、大きな分かれ目になることがあるのです。
差別をしてはいけませんが、区別をすることはとても大切です。
〈募集中のMG/TOC〉
■10月1-2日(火水)
千里堂CFMG in網走
■10月19-20日(土日)
流通版MG in神田
■10月21日(月)
マイツール勉強会 in東陽町
■11月23-24日(土日)
ジーラボMG in神田
■11月30日-12月1日(土日)
ビーラブCFMG in神戸元町
■1月4日-5日(土日)
おいでやすてるMG in東陽町
■1月18日-19日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■2月25日-26日(火水)
ジーラボMG in東京
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