学んだからと言って実力がつくわけではなく、行動して経験したからこそ実力がつきますから、ちょっと大変でも行動して経験値を溜めることはとても大切です。
先日は神戸でのTOC学会に参加してきました。
学会と名がついているので、さも堅苦しい学術の場かと感じる人もいるかもしれません。
そんな印象とは裏腹に、雰囲気的にはそんながちがちというわけでもなく、どちらかというと笑いが沸き起こるような和気あいあいさが心地よかったりします。
学会ですから学びの場というのは間違いありませんので、日常では得られない要素がたくさんあるのがとても魅力的な1日になるのがTOC学会という場だと思っています。
今回は神戸での開催でしたが、基本的にはどこで開催をされるとしてもスケジュールが合う限りは参加していく方針です。
普段は千葉住まいなので、場所が神戸ともなるとはるばる飛行機に乗って参加をしますが、それだけの価値を十分に感じますので、どこで開催をされようとも飛んでいこうと思っています。

TOC学会は通常5-6社の企業がTOCを実践しての成果や失敗談を公開してくれる場です。
この実践というのに惹かれてしまうタチですから、ついつい旅をしてしまうんですよね。
ネットが普及したこの世の中には、コロナの影響もあってネットでのセミナーも相当数見られるようになり、多くの学びの場が提供されるようになったと感じます。
とはいえ人の行動は興味深いもので、大人になって無事に就職を果たし、目の前の仕事さえこなしていればお金がもらえるという環境になると、途端に自らを新しい学びの場に身を置く人は激減する傾向にあります。
例えば転職等を考えていて将来職を変えたいとか、なんとか就職をして生活費を稼げるようになりたいとか、そんな動機がない限りは新しいスキルを得たいという人はそれほど見かけない世の中ですよね。
自ら学ぶ人が少ない中、さて学びを求めて興味深い知識を得たと感じたとして、その中で実際にやってみる人の割合というのもまた少ないものだと感じています。

かくいうわたしもそんな傾向があるのは間違いなく、それは【学習欲】という上位資質も影響していると思っています。
【学習欲】は学びたいという欲求が人よりも旺盛ですから、お腹が空いた時にご飯を食べるような感覚で学びを得たいという衝動にかられますが、その学びを活用するかしないかは全く気にしません。
わたしは【最上志向】とか【目的思考】も上位にありますから、学んだことは役に立てたいという思考が比較的強いですが、だからといって必ず実践するとは限らないレベルです。
【学習欲】の実践を補助するような資質が上位でも実践する動機にはなりづらいものですから、他に動機となる資質が上位にない場合は「実践って必要?」くらいに思っているかもしれません。
なので、ただでさえ少数派の学びを得たいと感じて行動する人たちでも、学んだ後の行動が変わらない事なんて日常茶飯事ですし、逆に言うと学んだことを実践する人たちはほんの数パーセント存在すれば御の字なのではないでしょうか。
そう考えると、日常の生活の中で新しい実践を繰り返しているレアな人に出会う確率なんてまぁ期待できませんから、そんな人に出会えたらいいなぁなんて都合よく考えていては、そんな日は一生来ないことは明白です。
なので、自ら会いに行くことに価値がありますし、その場でしか得られない要素というのがたくさん詰まっている場でもあるんです。
紙は自分で。
自分で望むものは自分で取りに行くことで、ちょっとした未来が拓けてくるような気がしています。
〈募集中のMG/TOC〉
■2月25日-26日(火水)
ジーラボMG in亀戸
■3月11日-12日(火水)
ジーラボTOC in東陽町
■3月29-30日(土日)
ジーラボMG in神田
■4月18日(金)
マイツール日程管理 in神田
■4月19-20日(土日)
ジーラボ流通版MG in神田
■5月24-25日(土日)
ジーラボMG in神田
■5月27-28日(火水)
ジーラボMG in赤羽
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