かけた恩は水に流し、受けた恩は石に刻む、なんていう言葉がありますが、かけた恩はすっかり忘れてしまっていますので、受けた恩はしっかりと次へと引き継いでいきたいと思います。
神戸でのTOC学会の翌日は、TOC学会でご縁をくださった企業のベンチマーキングをさせていただきました。
ベンチマーキングって本来は他社の優良事例を自社と比較・分析して自社の改善を行う手法ですが、さっくり簡単に表現して他社の会社見学をさせていただくような意味で使っています。
その際に優良事例をあれこれと教えてくださるのが、とてもありがたい環境だと心底感じます。
これって異業種ならあるかもしれませんが、同業種で同じような地域でビジネスをしていても教えてくれますから、そんな和が醸造されているってとても素敵ですよね。
わたしも聞かれたり相談されたりすると真剣になることが多いですから、思わずダダ漏れになるのを自覚しています。
中小零細企業はお互いが支え合って成り立つ面もありますから、そんな和を大事にしたいなぁと思う今日この頃です。

そんな親切心の塊で会社見学を受け入れてくださるので、その好意に甘えるだけではいけないなぁなんて感じます。
社内に招いてその会社にしかないノウハウを見せてくださるのですから、何かしらの恩返しはもちろん、少なくても何かしらの成果を出さないと次回お会いする際に合わせる顔がありません。
とはいえ、与えてくださる側はそんな大層なことを考えているわけでもないことが多いですし、わたしも恩着せがましい期待をすることもありません。
最近は唐突に感謝の言葉を言われる事はありますが、わたし的には「そんなこと言ったっけ?」って忘れるくらいですからね。
とはいえ、わたしの中では何かしてくださったことに対しては報いたいです。
でないと相手の好意を無にしてしまうどころか、ある意味の不義理行為になるなぁなんて思っています。

わたしの好きな言葉の1つに恩送りがあります。
よく聞くのは恩返しという言葉だと思いますが、恩返しは恩をくださった方にお返しすることですよね。
お返しをしたいのはやまやまなのですが、恩をくださったということはこちら側が何かしら困っている状況とかで、すぐにはお返しできないことも多いことでしょう。
時間が経って恩返しできるようになったとしても、何かしらの事情で恩をくださった方に直接お返しできないことも出てくると思います。
そんな時はいただいた恩を返したいという気持ちを他の困っている人たちに向けて、多くの方に送っていこうという考え方です。
恩返しって対象になるのは1人だけですけれども、恩送りになると多くの人へ届けることができるのもいいですよね。
近年になると言葉が変わって、「情けは人の為ならず」なんて言葉にもなったり、欧米では「Pay it forward」があったり、「ギバーが一番成功の可能性を秘めている」みたいな形になったりしている気がします。
色んな場所で学ばせていただいていますが、その効果を手の届く範囲で広げていきたいなぁと思ってはいますが、それでも頂いた方々にはきっちりお返ししたいのも本音です。
あれもこれもと取り留めもない話になりますが、早く成果を出して恩をくださった方に報告していきたいですね。
〈募集中のMG/TOC〉
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