伝えたいという動機は様々だと思いますし、求める理想像も様々だと感じるのですが、その手法の1つとしてのTOCってとても人に優しい理論ですので、探求していきたい題材の1つなんです。
先日の2日間はソフトパワー研究所の清水信博氏のTOCシニアへ参加していました。
TOCもジュニアコースとシニアコースがあって、ジュニアは基本コースであり、TOCの基礎や考え方を学んでいくコース。
シニアはTOCの考え方や使い方をいい塩梅に伝えられて、関係する企業や関わる人たちに価値を伝えられるようになるインストラクターコース。
みたいな感じに捉えていますので、今回のTOCシニアは個人的には今までの自分の棚卸と思考の再定義をやっていく時間だと思っています。
そんな時間にするのはTOCシニアに参加するのが5.6回目だからであり、初参加の方は少し目的が違うのだろうなぁということを肌で感じますので、コース中の2日間は余計なことは言わずに、清く正しく大人しく過ごすことにしています。
TOCの基本を抑えつつ、自分の思考に合った形に変体させていたわたし自身のTOCの解釈の中で、ズレすぎている点を矯正していくような感じかもしれません。

TOCはTheory of Constraintsの略ですから、理論であることは間違いありません。
理論ということは明確な因果関係があり、繋がりがあり、道筋があるものですから、法則的・統一的な視点が不可欠でしょう。
ある物事を知ったときに個人の解釈で感覚的・直感的な観点に変換をしたくなることは往々にしてありますが、気軽にやってしまうとTOCを伝えたくとも、その通りに伝わらないことに繋がると思っています。
理論的な解釈を感覚的な要素を加えて伝えるのと、感覚的な解釈を感覚的に伝えるのでは、受け取る側の解釈が大きく異なる可能性があるって感じでしょうか。
なので伝える側のベースの理解は強固な積み上げがあった上で、言葉にスパイスを加えながら伝えていきたいというイメージかもしれませんね。
コロナ禍以降は物事の言語化の重要性をとても実感した時間でもありましたから、今回のTOCシニアの課題の1つは如何にして多くの人に伝わるような言語化をしていくか、なんていうのがありました。

言語化って一言でいってもピンと来ないことが多いですよね。
わたしも一時期はそんなのいる?みたいなことを思っていた時期があったような気がします。
見ればわかるよねーとか、ちゃんと書いてあるじゃんとか、やればわかるよねーとか、そんなこと当たり前じゃーんとか。
いやー、若いですねーって、今では思います(笑)。
それができれば人類は何も苦労はしないもので、自分だって興味のあることしかやらないのに、研修で他の人に求めたって難しいことはまさに自然の摂理にも近いと思います。
一昔前は背中を見て育て、なんていう文化があったのは間違いありませんが、今のご時世はきちんと伝える努力が不可欠になっています。
それを踏まえての言語化をする必要があると感じているのですが、わたしが特に気を付けているのは相手の経験体験に基づく、ということです。
そんなことを改めて感じたのは、スライドの中にTOCの漫画の1節を入れるのがいいなぁなんて思うんです。
わたしも理屈は抜きにしてパクらせてもらっていたのですが、ここに来て漫画を読んできた人の経験を引き出せるので、よりTOCの理解が進むと再確認しました。
今年はTOCの言語化を探求したいなぁなんて思っていますが、はてさてどうなることやら。
〈募集中のMG/TOC〉
■3月11日-12日(火水)
ジーラボTOC in東陽町
■3月29-30日(土日)
ジーラボMG in神田
■4月18日(金)
マイツール日程管理 in神田
■4月19-20日(土日)
流通版MG in神田 inst.千葉均
■5月24-25日(土日)
ジーラボMG in神田
■5月27-28日(火水)
ジーラボMG in赤羽
■7月2-3日(水木)
ジーラボMG in赤羽
■7月26-27日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■8月30-31日(土日)
子ねずみ流通版MG in沖縄那覇 inst.千葉均
■9月1日(月)
マイツール日程管理 in沖縄那覇
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