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組織あれこれ

組織あれこれ

親と子でも価値観がまぁまぁ異なる時代ですから、色んな年代が集まる組織はまさにごちゃまぜな状態でしょうから、その状態をまずは受け入れることがとても大切です。

 

色んな企業と関わらせていただいていると、本当に色んな組織があるんだなぁって実感する時があります。

大きい会社で200名くらい、小さい会社だと10名くらいの組織をよく見ますが、それぞれで成功している組織の在り方は全く違う形と言っていいんですよね。

同じような仕組みに見えても運用方法がどこかしら異なっていたり、微妙なニュアンスの違いが出ていたり。

たとえ師や仕組みが同じだとはいえ、実施する人も違えば所属している人たちも1人1人全く違うのですから、同じ組織にはなり得ないのは当然の帰結なのでしょう。

ある組織はきっちりと統制が取れていて、報告の仕組みなどは漏れなくチェックできているような感じですし、ある組織は各自がやるべきことをきっちりこなしていて、日々のコミュニケーションだけでそれなりの利益を出している感じです。

どんな組織の形が良いとか悪いとか評価したい気持ちはありますが、ちゃんと儲かるビジネスモデルであり、ストレスが少なく永続的に利益が出せる組織ならば、どんな形でもいいんだろうなって思う時があります。

どんな形の組織でもいいのならば、形に対してそんなに深く考えることはないんじゃないか。

なんてことも思うのですが、人が10人も集まればそれぞれの価値観があるわけで、中には「会社とは!」って感じで、自分の中で強く持っている会社像の定義がある人もいるでしょう。

会社像の定義ならまだしも、「社会人とは!」なんていう働き方や姿勢の定義がされていたりすると、社員同士で価値観の違いからいざこざが起こったりするものです。

たいていの場合、定義づけをする側はまぁまぁの正論をぶつけてきたりしますから、反論をしにくいというかなんというか。

反論をすれば擁護しているように捉えられてめんどくさいことになったり、しなければしないで自分は正しかったと増長してなんとか警察になっちゃったりね。

自分なりの正義を行使して相手を屈服させるのは気分のいいことかもしれませんが、はてさて組織として成熟していくかは行く末が心配になると思います。

そんなこともありながら、今となっては古さを感じるような昔ながらの上意下達な組織でも、全然利益を出しています。

そういった組織は経営層のビジネス才覚が優れていたりするのですが、その経営層が引退することがリスクになるってよく言われますよね。

それってどんな組織の形でも同じ問題が起きるもので、今のビジネスがいつか必要とされなくなる時がきますので、それまでに次のビジネスの柱を作れるかはまた別な問題でしょう。

上意下達の組織ならば経営層が、全員経営なら組織に所属している全員が、今のビジネスが廃れる前に次のビジネスを生み出して育てられるかという話です。

そんな感じなので、今のビジネスを継続していく上では組織体って自由な感じなのが中小企業ではいいのかもしれませんね。

ある程度は形を固めておく方が楽な時期はありますが、その形を好む価値観を持つ社員じゃないとストレスになったり、力を発揮できなくなったりする気がしています。

今のこの瞬間って年代ごとに価値観の移り変わりが激しくて、経営層が望む価値観を持っている人は相対的に少なくなってきていると思っています。

となると、組織の形を少し固めるよりかは、多様な価値観を持っていることを前提とした組織でないと難しくなってくる世の中なのかもしれません。

どうにもまとまりが悪いですが、カオスな時代なのは間違いないのでしょうね。

 

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