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同期と非同期

同期と非同期

リアルタイムではない文字でのコミュニケーションであったとしても、相手は人間であることには変わりありませんので、スキルとして磨き上げておくことはとても大切です。

 

わたしは職業柄、毎年多くの社長さんにお会いしますし、さらに多くの社員さんともお会いします。

社長さんだろうと社員さんだろうと、1人1人の人間ですから個性があり、資質があり、価値観があるものです。

なので社長とか部長とか会社内の役割があると思いますが、わたしからはその役割で判断したり期待したりすることは少なくなったと感じています。

まぁ少なくなったとはいえ、社長だから期待したり求めたりとか、営業だから知っておいて欲しいとか、製造だから気をつけておいて欲しいとかはもちろんあります。

役割ごとに期待する仕事は違いますから、仕事に対するスキルをしっかり身に付けられることが大事な点の1つなのは間違いありません。

とはいえ、そこは個人の資質や能力も影響してきますから、苦手な分野だったら配置換えしたりとかする必要があるので、期待はするけれども過度に追い求める前に対策を打つ必要はあるかなぁって考えています。

そんな役割ごとに期待する能力は異なるものですが、役割によらない必要なスキルというのもあると感じる今日この頃です。

そのトップクラスに必要なことがクイックレスポンスであり、それによって発生する円滑なコミュニケーションだと思っています。

最近は電話をすることはとても少なくなってきたので、連絡手段は文字によるやり取りになることが多いでしょう。

電話はリアルタイムにやり取りを行うので同期コミュニケーションと呼ばれますから、お互いにタイムラグのないやり取りが可能です。

反面、デメリットになることもあって、それはお互いに同じ時刻に同じ長さの時間を確保する必要があるということだったりします。

忙しい人であればあるほど、同じ時刻に時間を確保することが難しくなってきますから、メール等の非同期コミュニケーションがビジネスの主流となるのは必然なのでしょう。

非同期なのですから、お互いに好きな時間を使ってコミュニケーションを図ることが可能なのは大きなメリットに感じます。

もちろん物事には表裏があり、メリットがあればデメリットもあるのが世の常で、メリットばかりに目がいってしまうと落とし穴にはまることもあるのが怖いところで。

レスポンスのスピードと質によって、相手に与える印象がまぁまぁ変わってくると思っています。

先日改めて感じたことは、忙しそうな人ほどレスポンスが早くてシンプルっていうのが面白い傾向だなぁってことですね。

よく社長と連絡を取ることがあるのですが、大抵の社長は本当にレスが早いですし、中には数分で返ってくる上にその数分後には担当者からも連絡が入ってきます

数分の間にレスポンスをして、社内への指示も出しているってことなんですよね。

レスも早いし意思決定も早いのですが、もし決定に時間のかかる場合でも「また後ほど連絡します」の一言はすぐに返ってきます。

実はそのシンプルな一言があるだけで、相手側の仕事のやり易さが格段に変わりますし、積み上げられる信頼関係がかけがえのない資産になっていくものだったりします。

非同期コミュニケーションと言えども、自分都合で行うコミュニケーションでは相手の信頼を得ることはできないので、注意深く行うことがとても大切です。

 

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