信用というのは過去の実績や出来事が積み上げられてきたものであるので、いかに高く積み上げられてきたものでも土台が崩れればあっさりと崩壊するものですから、日頃の振る舞いはとても大切な信用の土台だったりします。
そろそろ新入社員が入社する時期ですね。
わたしが毎年お付き合いさせてくださっている企業の多くは新卒採用をしていますので、新しく入社してくる社員さんの準備や対応を行っていたりします。
とはいえ、今の時期は早くも26卒の面接なども始まっていますので、採用活動って年間を通してずっと行っているような活動かもしれません。
普段の業務をこなしながら採用担当もしているって社員もいるでしょうから、多くの役割を与えられると毎日がまぁまぁ大変ですよね。
あちらの業務をやったりこちらの対処をしたり、どうしてもマルチタスクになってしまうものなので、それぞれの仕事が疎かになることもあるでしょう。
大手の企業でしたら1人に割り当てられる仕事の種類は少ないけど量が多いってなりがちですが、中小企業だと1人が複数の役割をこなすことをどうしても求められるので、マルチタスクにはある程度慣れる必要も出てきます。

マルチタスクは効率が良くないことは知っているけど、誰かがやらないと会社組織として成り立たない。
経営におけるジレンマではありますけれども、四の五の言わずに上手にお付き合いしていくことを考えるのが得策な気がします。
その上手な付き合い方の1つに、クイックレスポンスや仮決定が効果的なんですよね。
わたしも1人で会社経営をしている以上、多くの作業をほとんど1人でやる必要があります。
なので気を付けていることの1つは、必要なことはすぐに連絡したり処理したりすることと、あとの1つは半年以上先の事でもまず決めることを徹底しています。
これらを後回しにすると何が起こるかというと、やるべきことがあったのにすっかり忘れてしまったり、予定を決めるのを忘れて気が付いたら直前になってにっちもさっちもいかなくなったりするものです。

そんな日常を過ごしてしまうと、時折相手から確認のメッセージが届いたりするんですよね。
巷でよく聞きません?
上司が「あの件どうなった?」って聞いたら、「すみません、まだ終わってません」と返ってくるような、上司の心を抉る痛恨の返事をよこしてくる部下のお話を。
こんなことが起きないように、「事前に言えば相談、後から言えば言い訳」なんて格言が生まれて、広く教育会で使われるくらいですから、世の多くの上司が頭を悩ませていることでしょう。
上司部下の関係ならまだ社内のことなので𠮟責と教育的指導で済みますが、会社同士の約束事や仲間内の取り決めでやられたらどうなるかを考えると、まぁ信用問題に発展するかもしれません。
こういうのって、やらかす人は日常的にやらかしますから、信用と言われてもさもありなん、って感じでしょうね。
わたし自身も仲間内で7月の予定を組んでいましたが、仕事が入りそうな雰囲気なので、決まる前にリスケの可能性があることのお詫びと代替案を事前に連絡しているところです。
残念ながら仕事が入らなかったら予定通りに進行するだけなのでチャンチャン、で終わるだけですが、変更が必要な場合はあらかじめの連絡があったのとなかったのとでは大違いだと思っています。
そんな基本的な振る舞いが信用を積み上げているので、普段の行いを整えることはとても大切です。
新入社員にも、社会人の心得として真っ先に伝えていきたいことかもしれません。
〈募集中のMG/TOC〉
■4月18日(金)
マイツール日程管理 in神田
■4月19-20日(土日)
流通版MG in神田 inst.千葉均
■5月24-25日(土日)
ジーラボMG in神田
■5月27-28日(火水)
ジーラボMG in赤羽
■7月2-3日(水木)
ジーラボMG in赤羽
■7月26-27日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■8月30-31日(土日)
子ねずみ流通版MG in沖縄那覇 inst.千葉均
■9月1日(月)
マイツール日程管理 in沖縄那覇
■9月13-14日(土日)
おいデカイMG in宮古島
#経営#会計 #MG #TOC #ストレングスファインダー #全員経営 #ジーラボ #G-Labo