形の上では毎年同じことを実施しているのですが、その内容は年々深く広くなっていくものですから、数字を見るということは組織の体質を変化させて成長を促すことに繋がります。
先日は関西で経営計画作成のサポートでした。
サポートというよりかは、さらさら~っと2社分の長期計画を突貫で作成して、あーだこーだと話し合う1日って感じですね。
言葉だけのコミュニケーションに比べて、数字が入り混じってくると意思疎通に関して誤解やご認識が圧倒的に少なくなるんですよね。
経営者の中には数字を作るのが苦手であっても、経営の数字を読み解くことができる人はいるものですから、計画の数字はわたしが作りながらディスカッションを進めるなんてこともやっています。
状況や思いから行動に移すやり方もあれば、具体的な数字から行動に起こすやり方もあるので、両方の観点から物事を進められるとまた面白い未来が拓けると思っています。
今回も夢のある数字と未来の展望が描けましたので、これからの活躍がとても楽しみなんですよね。

そんなことができるのも回数を重ねてきた結果に他なりません。
この企業もマンツーマンでお手伝いを始めてから6年目。
売上規模で数字を見てみるとちょうど2倍近くにもなっていますから、やり手の経営者であることは間違いないと感じています。
そんな抜群に経営能力があるはずなのですけれども、わたしを壁打ち的な問答の相手にしてくださるのがとてもありがたく、わたし自身も大きな学びの時間になりました。
とはいえ、わたしから提供できるソリューションが薄ければ次回からそっくりなくなりますから、依頼に見合った価値は十分に提供していく気持ちは忘れません。
長年続けてきたからこそ、プラスアルファの価値を提供し続けない限り、自らの道は拓けていかないのは明白でしょう。

そんなこともあり、実は回数を重ねていくにつれて身に付けていける事柄って増えていくものです。
まぁ時には何期もMGに出しているのに全然変わらない、なんてことも聞くには聞きますけれども。
ちょっとでも経営に関心のある経営者で、年に一回でも機会を作ってPLやBSをじっくり見ていれば、自分で数字を作れなくても数字の感覚は掴めるものです。
そしてそのPLとBSの感覚が日常業務とリンクしてくると、目に見えて意思決定のスピードと精度が変わっていくのがわかります。
何を決めるにしても、その意思決定は利益に繋がるものなのか、キャッシュに影響するものなのか。
そしてどこまでお金をかけるのか、どのくらい調達するのがいいのか、そしてその方法はどんなものか。
施策に対してどんな数字の変化を引き起こせるのかを毎年考えることで、次の行動や結果に結びついていくのをすごく感じられる瞬間なんですよね。
数字にできる、数字で話せるということは、自分の事業ややってみたいことをしっかりと理解していることです。
それを実現するためにも、きちっと時間を作って臨むことがとても大切になってきます。
時には合宿形式で実施することもありますので、深掘りできる環境を作るのもまたいいものです。
〈募集中のMG/TOC〉
■4月18日(金)
マイツール日程管理 in神田
■4月19-20日(土日)
流通版MG in神田 inst.千葉均
■5月24-25日(土日)
ジーラボMG in神田
■5月27-28日(火水)
ジーラボMG in赤羽
■7月2-3日(水木)
ジーラボMG in赤羽
■7月26-27日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■8月30-31日(土日)
子ねずみ流通版MG in沖縄那覇 inst.千葉均
■9月1日(月)
マイツール日程管理 in沖縄那覇
■9月13-14日(土日)
おいデカイMG in宮古島
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