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伝わる手法

伝わる手法

良い実践者は多く存在するのと同じように、良い教育者も多く存在すると思っていますので、お互いの良いところを取り入れて成果の出る伝え方なんてものを考えることはとても大事です。

 

中国から戻ってきた後に、そのまま秋田へと飛んでのTOC研修を実施してきました。

あれこれと日程の打ち合わせをした際に、この日程なら大丈夫かなーと思ってはいたのですが、帰国が成田空港ということをすっかり失念していまして。

秋田へのフライト時間も余裕かなぁと思っていたら、成田空港から羽田空港の移動があるんですよね。。。当たり前のことなのですが(笑)。

普段は圧倒的に羽田空港を使うことが多かったので、東京に戻るのなら羽田空港でしょう、みたいな感覚でしたから少し焦った感じかもしれません。

でもまぁ、秋田への最終便にはきっちり間に合ったのでOKなのですが、よくよく調べてみたらJALだったら大連-羽田便があったんだなぁってわかったので、まだまだスケジュールの組み立てが甘いって気がします。

世の中には色んな移動手段がありますから、その中から何を選択すれば最良の結果が得られるか、なんてことも考えながら組み立てるのが面白いんですよね。

そんな秋田でのTOCですが、対象が全員パートさんということでした。

以前にも製造業の会社にパートさん向けのTOCを実施しましたが、今回は少しだけ状況が違うなぁと感じていました。

以前のパートさんは製造業の中で一部分の業務を担うような立ち位置であり、あまり責任を持った業務をしているわけではないという印象ですが、今回のパートさんは店舗運営をある程度任されているような感じですね。

ということはある程度の裁量がある、そして店舗の数字に影響のある仕事をしている、という立ち位置なんだろうなぁという想定の元でのTOCにしてみました。

ここを間違えてしまうと、困ったことに話を聞いてくれなくなることってまぁまぁあるんです。

インストの話の中で1点でも納得いかないことや自分の立場ではどうしようもない話が入っただけで、そのことがどうしても気になってしまい、それ以降の話が耳に入ってこなかった、なんてことは実際に起こっていることなのです。

もちろん頭の回転が早かったり、物事を広く捉えられる人は問題なく受け入れてくれますが、世の中そんな人ばかりではありません。

なのでその場がきっちりチームとして機能するラインを見極めて、話す内容や話し方はもちろん、単語選びまで気を付けるようにしています。

わたしもついつい専門的な話や経営の難しい話をする時があるのですが、「あっ」と思ってかみ砕いて説明し直してあげるだけで、受講生が「ああー」と理解することも多かったのが印象的だったかもしれません。

伝える側は十分に理解しているでしょうから、少ない言葉や情報でも物事を把握することができますが、初めてTOC理論やMQ会計に触れる人は多くの情報と時間が必要になります。

そして少しでも理解をしてもらった後に、チームとして同じ認識の下で協力しながら行動してもらうことで、成果を出してもらわなければなりません。

なかなかの至難の業になりますが、実現するためにはインストは自分の言いたいことを言うのではなくて、伝わる手法を工夫する必要があるような気がします。

インストの腕を磨くってそんなことも含まれるんだろうなぁって、昔に思ったことを思い出した瞬間でした。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■5月27-28日(火水)
 ジーラボMG in川口
■7月2-3日(水木)
 ジーラボMG in川口
■7月26-27日(
 ジーラボCFMG in神田
■8月30-31日(
 子ねずみ流通版MG in沖縄那覇 inst.千葉均
■9月1日(月)
 マイツール日程管理 in沖縄那覇
■9月13-14日(
 おいデカイMG in宮古島

※〈詳細・申込はこちら!〉※

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