社会が好む傾向はあるとは思いますが、あくまで傾向の話なので、個々の意思とは異なる場合も往々にしてあるものですから、やりたい人はやりたいようにやれる環境も大切です。
このブログは基本的に週2回、水曜日と土曜日に更新をするようにしています。
大抵の場合は前日くらいに「何かあったかなー」なんて考えながら、この2-3日間で起こったことを元にして書いていたりします。
とはいえ、仕事が詰まっていて前日に書くのは大変だなぁ、なんて時は前もって2本3本くらいを書いてしまう時もあります。
そんな時はしばらくブログの事を考えなくて済むので、気が楽な面もあるにはあるのですが、物事というのは何事も表裏一体なわけです。
1週間もブログのことから思考が離れていた場合、何が起こるかというと完全に感覚が鈍っているのがわかります。
「はて、どんなことを書いていたんだっけ？」なんてところから始まったりする時もあるので、あまりいい傾向ではないような気がしますが、インスピレーションが湧くとか湧かないとかはコントロールできないものとして受け入れるのがいいですね。
そんなことをふと思っているのが、先日フェイスブック経由でご縁のある社長さんが東京で講演会をするというのを見たんですよね。
この手の講演会ってほとんど参加したことがありませんでしたが、それは興味がないわけではなくてあまり東京にいないというのが原因だったりします。
ところが今回はたまたま日程が空いていたのもあって、なるがままよ！と申し込みをしたのが1ヶ月くらい前なのですが、会場に行ってみると申し込みできていなかったようで名簿に名前がない(笑)。
周りも知らない人ばかりだったので、ご縁がなかったようで。。。と一瞬帰ろうとしたのですが、どうやら参加してもいいようでしたので、お言葉に甘えて受付してもらうという、アウェイでいきなり迷惑をかけるというスタートでした。
そんな感じで受付でわちゃわちゃしてたら、よく知った顔が2つやってきたので少しホッとしながらの会場入り。
普段は経営者の集いみたいな場には参加しないのですが、どこか新しい扉を開いたような感覚はありますけど、とりあえずそっ閉じしておきたいと思っています。
で、何を書いているかというと、講演した話の中に労働時間の悩みがあったんですよね。
時代の流れとも言えると思いますが、残業に対して良い印象がない働き手が増えたといいますか、社会的に悪と捉えられる風潮になったといいますか。
残業、ダメ、絶対！みたいな雰囲気ってありますよね。
そんな社会もいいものだと思うのですが、現間違いようのない事実として総労働時間は残業があった時に比べれば短くなるのは必然でしょう。
そうすると何が起こるかというと、労働者のスキルの低下が起こるということなんですよね。
これって何気に日本特有な気がしていて、諸外国は働く上で必要なスキルを身に付けたのならば、企業に選ばれて就職ができるという流れが一般的なので、会社の労働時間は実力を試す時間みたいなイメージです。
ですが、日本は会社に入ってから働く上で必要なスキルを身に付けるので、労働時間に対してのスキルの伸び幅に違いが出てくるのは仕方のない事でしょう。
そこをどう対策するかは社長の意思決定でもあり、企業文化の醸造でもあると思いますから、頭を悩ませて考え抜くことがとても大切だと思っています。
何が言いたいか。
蓋をするのって、結構もったいないと思うんですよね。
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