真似るのは成長の基本路線の1つではありますが、形だけ真似た後に何かしらのアクションが伴わない場合、それは最初から形骸化された仕組みになってしまうことが目に見えてわかります。
先日は珍しくオンラインでストレングスファインダーの体験会を行ってみました。
リクエストに応えての開催は嬉しいもので、やりたいや知りたいという気持ちを大切にしてあげたいなぁって思う瞬間です。
こういう突発的な講習には、ストレングスファインダーでいう【学習欲】や【収集心】なんていう資質持ち多いのも特徴で、講習に向き合うパワーがどこか心地よかったりします。
そのパワーの出力も人それぞれ違った感じに見えるのも面白いので、オンラインとはいえども全員の顔が見えるくらいの会がいいですね。
今回は時間を取って参加者全員と資質の確認をしていけたので、余計にそう感じる面もあるんだと思います。
わたし的にはもっと深くやりたい【親密性】×【分析思考】ですけれども、時間は有限なのでできる範囲で持ち帰れるものを増やすことを考えた2時間になりました。

ストレングスファインダーで2時間はまぁまぁタイトというか、チャレンジングというか。
資質だけでも34種類ありますから、1個1個きっちりと説明している時間はもちろんありません。
なのでレクチャー部分はさらーっと流して、1人1人の成功体験と資質を結び付けて解説する形を取るって進行ですね。
ストレングスファインダーは基本的にはビジネススキルの1種と考えてもらってもいいですから、そのスキルが34種類もあるってことだったりします。
本来は5000種類もの成功要因を洗い出したのがスタートですから、ビジネスパーソン1人1人の成功要因はほとんど被ることはないと考えています。
200万人のビジネスパーソンを取材して5000の成功要因を分析していったのですから、同じやり方で成功している人の割合というのは、単純計算でほんの0.25%程度というのがデータから導き出されているのがとても興味深いんです。

もちろん5000もの成功要因があるわけですから、似たような要因もあるでしょうし、相乗効果を期待できる要因もあるとは思います。
それを踏まえたとしても、自分が得意ではない成功要因で成果が出せるかと考えてみると、まぁまぁ苦労が伴うんじゃないかなぁと推測してしまうのは、わたしの【慎重さ】×【最上志向】の行きつく先だったりします。
そんな苦労を厭わない人も結構な割合でいますから、何か問題があるのかと言われればあまりないのですけれども、やっぱりわたし的には自分の得意なやり方を編み出して欲しいなぁと思っています。
先日の体験会でも受講生全員から自分の仕事のやり方を伝えてもらいましたが、ある人は社員の能力の有無は全て受け入れて意思決定をしていたり、ある人は感覚的に適材適所で人手不足を乗り切っていたり、ある人は人材を収集しまくっていたり、ある人は自分にしかできない仕事に燃えていたり。
そんな話を聞いて「すごいなー、うちでもやりたいなー」と感じることは多々あると思います。
表面上はやり方を真似できたとしても、根本の思考が違うことがほとんどだということが、実はストレングスファインダーを実施してみるとわかってくるんです。
ということは、さて良い仕組みを表面上真似してみたとして、やり続けた末に自分の思考と合った形に変化していない場合、実はただやっているだけの施策になっているという場面を見かけることがあります。
良いと思ってやり始めたけれども、その後のPDCAを回せていないのかもしれませんね。
他社の施策を真似する際にも、実はストレングスファインダーって面白いツールになったりするんです。
〈募集中のMG/TOC〉
■7月26-27日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■8月30-31日(土日)
子ねずみ流通版MG in沖縄那覇 inst.千葉均
■9月1日(月)
マイツール日程管理 in沖縄那覇
■9月13-14日(土日)
おいデカイMG in宮古島
■9月27-28日(土日)
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■11月15-16日(土日)
ジーラボMG in神田
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