人に仕事がついているとか、仕事に人をつけるとかって言われますが、意図的計画的に設計をすることが大切であり、継続できる仕組みを構築することが重要なんです。
先日はお手伝いさせていただいている企業の経営計画発表会へ参加させていただきました。
わたしがコンサルに関わるようになった十数年前あたりは、そういった会を開催している企業は少ないなぁという印象でしたが、今となっては多くの会社が行っているような気がしています。
とは言っても実際に数が増えているのか、わたしの認知が狭かっただけなのかはまぁわかりませんが、広がりを見せているのは間違いないとは思います。
なかなかに堅苦しく会を進行させるような雰囲気なので、パッと見では昭和を感じるかもしれませんし、今となっては一周巡って新しさを感じるまであるかもしれません。
レトロが古い!って感じるのはそのレトロを体験した人だけで、実は経験のない世代には新しさとして映ることもあるのが面白いんです。
ゲームで言えば3Dの美しいグラフィックが当たり前の時代ですが、かつてファミコンで表現されていた2Dのドット絵に新しさを感じる子供世代がいたりするような感じでしょう。

まぁ増えている増えていないは置いておいて、実施する企業がそれなりに存在するということは企業活動において有効である、と感じている経営者がいるということですね。
昔から毎年続けている企業もあれば、新しく第一回目を開催する企業もありますから、前向きに会社を良くしようと考えた際に必要な仕組みの1つなんだと思います。
逆に開催をやめてしまったという企業は聞いたことがないので、継続できる仕組みとしてとても良い形だったりするんです。
経営計画発表会を開催して、関係する方々に広く自社のことを知ってもらうのは大きな目的の1つです。
この他にもあれやこれやと効能がありますが、中でも教育とチームビルディングに関する効能は他に変えられない効果があると思っています。
1つの大きなイベントを作り上げるには手間とノウハウが必要になりますが、それをきっちり継承しながら続けていくのはそれなりに大変なものなんです。

事前準備や打ち合わせから始まって、会の進行から時間管理、役割分担、導線確認うんぬんとやるべきことがわんさか。
企業によっては多くの来賓やゲストをお招きしますから、お出迎えからお見送りまでをストレスなく過ごしてもらうために考えることもいっぱい。
1回開催するのにもまぁまぁ大変だし気を使うし、終わった後はやりきったー!的な感慨に耽ったりしますが、次回は別の担当者が最低でも同じクオリティで開催することになります。
ここで同じ担当者が毎年やってしまうと、会の開催という仕事がその人についてしまうことになって、あれこれとよくない事態になることが多いんですよね。
毎年、違う社員が会の開催を担当することによって、教育やチームビルディングに大きな効能をもたらすことができるわけです。
同じ社員が毎年担当した方が楽ですし、効率がいいのは間違いありません。
そこを意図的計画的に教育の場に変えるというのも、1つの方法だったりします。
毎年担当を変えると何かと問題が起こったり、反発があるのは当たり前ですので、そんな経験をさせるか否かが運命の分かれ目なのも事実だと思っています。
近年はコロナ禍の影響で縮小気味な会でしたが、今年から従来通りの発表会になっていましたので、来年もとても楽しみにしている今日この頃です。
〈募集中のMG/TOC〉
■11月2-3日(日月)
くまモンCFxMG in熊本
■11月7-8日(金土)
田川MG in福岡
■11月15-16日(土日)
ジーラボMG in神田
■11月29-30日(土日)
RFM-LaboTOC in築地
■12月20-21日(土日)
ビーラブCFMG in神戸
■1月3-4日(土日)
おいでやすてるMG in五反田
■1月17-18日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■1月28-29日(土日)
ジーラボMG in神田
■2月14-15日(水木)
どさんこMG in札幌
■3月21-22日(土日)
ジーラボMG in神田
#経営#会計 #MG #TOC #ストレングスファインダー #全員経営 #ジーラボ #G-Labo