何かしらいい仕組みを見つけると嬉しくなっちゃって、あれやこれやと変えたくなることもあると思いますが、そこをグッとこらえてそのままの形で導入することがとても大切です。
先日は他企業へベンチマーキングをさせていただきました。
ベンチマーキングっていう言葉自体があまり浸透していないかもしれないですが、簡単に表現すると会社見学ですね。
事業を営む者同士という共通の目的があるのですから、他社の実施している施策の中で刺激を受けることはたくさんあるもので、お互いのプロセスの違いを知ることってものすごく面白い時間なんです。
この同じ目的を持っているってとても大切で、会社を営む上で経営者の見ている観点がちょっとずつ違うこともあるでしょう。
経営者の信念として何を重視しているのか、どこを目指しているのかが似たような感じではないと、なかなかピンとくる気付きというのが得られないこともあるかもしれません。
とはいえ、今回ベンチマーキングをさせて頂いた企業はいろんな経営を試してみて、良さも悪さも知った上で行きついた境地を披露してくださったのが、とてもいい機会となった半日でした。

いろんな経営を試す、なんてことを実施している企業自体が少ないと思いますし、その上で毎年きちんと利益を残しているのもすごいんですよね。
そんなコロコロやり方を変えて、人が辞めてしまうのではないかと心配もしてしまうくらいですが、まぁ面白いくらいに辞めないんです。
よくMGでもX理論とY理論なんて言われますが、トップダウン型経営とボトムアップ型経営を極端にやってみた、みたいな軽い感じで社長の方針が変わったりするそうです。
そんなことを聞くと働いている社員さん達は大変なんじゃ。。。なんて思いますが、まぁ楽しそうに仕事をしているのが印象的でした。
社員さんが生み出す成果にはうるさいけれども、そのプロセスにいろんな工夫があるんだろうなぁ、なんて思いながら拝見していた感じですね。
それに加えていろんなチャレンジをやってしまえる社長さんがとても器用で、有能すぎるんだと思いますから、自分たちに置き換えると手の届く範囲はどの辺りだろうって考えるのもまた楽しいんです。

基本的にはベンチマーキングをしたのならば、その仕組みをそっくりそのまま真似ることが基本です。
いやいや自分の会社に合わせるとこうアレンジして、なんてやってしまいたくなる気持ちはわかりますが、まぁやめておいた方がいいでしょう。
元が成果が出ている仕組みならば、様々な紆余曲折を経てその形になっているわけですから、真似する側が見えていないリスクが山のようにあったわけです。
それを無視してアレンジをしてしまうとどうなるかというと、まぁ上手くいかない場合が出てきたりするものなんです。
最終的にはアレンジが必要になる場面もありますが、それはスタートの時ではなく、実施してから後のことです。
新しい施策にはまずやる、の精神で実施したことによる経験値を溜めてから、あとから直していく。
こんなところでも結構素直さって大事だったりします。
人って何かと自分流に変えたがるんですよね。
もしそんな衝動が生まれるのを実感する場合は、自分にそんな感じの軸があるんだなぁって知っておくといいかもしれません。
〈募集中のMG/TOC〉
■11月2-3日(日月)
くまモンCFxMG in熊本
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田川MG in福岡
■11月15-16日(土日)
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■1月17-18日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■1月28-29日(土日)
ジーラボMG in神田
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どさんこMG in札幌
■3月21-22日(土日)
ジーラボMG in神田
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