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扱えない高級品よりも便利な粗品

扱えない高級品よりも便利な粗品

立派な仕組みを作ろうとすると長い時間がかかってしまい、苦労して完成したものは誰も実行できない高価な飾りとなってしまいますので、最初は簡単なものからスタートすることが大切です。

 

この数年は企業に入ってのあれこれを担うことが多くなってきました。

あれこれ、というのは本当にあれこれで、その企業に必要なことは忖度なくお伝えすることにしています。

MGやTOCをツールとして使ってはいますが、仕事の範囲は特に定めずにビジネス上の肝となる部分を中心に、最近はセールスに関することは特に注視しているような感覚があります。

わたし自身はそれほどセールスが得意なわけではありませんから、この辺りは何かしらの力を借りながらお手伝いすることも多いですね。

もちろん得意分野であるシステム面や効率・流れ・基準などの観点から、あれやこれやと構築していくのは面白いって感じます。

とはいえ、形にするにはするのですが、やるかやらないかは現場の人たち次第ですから、最近はわたしが構築するのではなくて、現場が構築できるようにする進め方になっている場面もありますね。

よく仕組み化や評価基準が大事と聞きますよね。

わたしもとても大事な考え方であり、組織を運営する上で欠かせない考え方だと思っています。

かつて飲食店に勤めていた頃は、仕組みも評価基準もない小さなフランチャイズの会社に勤めたものですから、良く言えば自由闊達、悪く言えば放任って感じでしょうか。

残念ながら会社が大きくなることはなく、運営していたフランチャイズの店舗はすべて撤退という結果になっていました。

その次に勤めたのはそれなりの規模を展開している直営店の1つで、当時の飲食店としてはある程度仕組み化を始めていた会社だった印象があります。

おそらくチェーン化への転換期だったと思うのですが、これまで個人プレーで成果を出してきた店長や料理長と何人も出会い、会社が目指している仕組み化が人によってブレにブレまくっていたのが、今となってはとても印象に残っています。

どんなに優れた仕組みや評価基準でも、使う人によってこんなにも見え方・感じ方や成果が変わるんだなぁと学んだのは、この仕事を求められるようになってからはとても貴重な財産になっています。

そんなわけで、今のわたしが打ち出している方針は、自分たちで運営できる最高の仕組みを自分たちで作ってもらう、ってな感じの仕事をしているなぁと振り返っています。

わたしがちゃちゃっと作っちゃってもいいのですが、他人が作った仕組みはまぁ現場はやらないし、上司はチェックもしないことが多いんですよね。

そりゃ熱意もなく、愛着も湧かないめんどくさい決め事なんて、誰が好き好んでやるかって話ですよ。

わたしが現場の社員だとしたら、抜け道を探してやっているフリをするような気がします(笑)。

全員が全員、そんな社員ではないと思いますが、80%くらいの社員がきっちりと方針に沿ってやれる範囲でないと、会社の方向性は定まりません。

そして軌道に乗ったところからバージョンアップを繰り返していくことで、意外にも早く仕組み化ができちゃったりするものです。

最初は全員ができることをシンプルに、なんてことが、最速で最短な道のりなのです。

 

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■11月17-18日(火水)
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