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基本の姿勢は「教えない」

基本の姿勢は「教えない」

暖かい日が続いていますね。

わたしは超絶寒がりなので出張中にインナーを用意していましたが、完全に杞憂に終わりました。

来週の北海道はどうかなぁと思案しています。

というわけで、昨日の続きです。

MGで成果が出るためには、インストラクター・受講仲間・自分自身の姿勢が大事というところでした。 

まずはインストラクターの姿勢ですね。 

MGは講師でも先生でもなく、インストラクターが進行を務めます。

言葉には意味があって、インストラクターでなければなりません。

MGのインストラクターは導く立場が主であり、教える立場は補だと理解しています。

つまりは教えるという行為は、補助の役割でしかないということです。

これはMGの最初の導入にある「教えない」に繋がってきます。

面白いですよね、何万円もの受講料を払ってセミナーに来ているのに、いきなり「教えません」って言われるんですから。

でもまぁ、懇切丁寧に教えてもらったとして、それで明日から行動が変わるかというと、どうでしょうか?

そもそも、教えてもらったことの何%を覚えているでしょうか?

わたしの体験談からしても、ほとんど覚えてもいませんし、行動は変わるわけがありません。

ところが、自分から興味を持って学んだことはすぐにでも行動に移したいし、自分の血肉になっていることがほとんどでしょう。

インストラクターは安易には教えずに、本人が気付くのを見守っているのです。

でも、教えないということは意外に難しいんです。

普段はあまり自分からは話すことをしないわたしですが、MGのインストラクターになると違うんですよね。

なぜか。

人は自分のことを話したい生き物なんです。

よくコミュニケーション講座とかでありません?

「相手のことを聞きなさい」とか。

これは自分のことを話すと、人は欲求を満たされるんです。

しかも、話したことが相手に受け入れられた時に親近感を覚えます。

セミナーでMGのことを話すと、受講生は「なるほど、ふんふん」と聞いてくれるわけです。

そりゃ話しちゃいますよね!

話し好きなインストラクターだったらもう、気をつけないといつまででも話してしまう勢いでしょう。

わたしにはその気持ちはわかりませんけれども、きっと話したいことが泉のように湧いてくるはずです。

思い返すと、わたしもインストラクターの経験が浅い時は話し過ぎていた記憶があります。

やっぱり受講生が理解してくれるか不安になって、あれもこれもと話してしまうんですよね。

受講生が飽きていたり、キャパオーバーになっていることにも気付かずに。

ただでさえMGは盛りだくさんな研修です。

何か1つでも感じ取ってくれたり、持ち帰ってもらえたら御の字ですね。

では、続きは明日に。

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