3月から5月にかけて、学びが主軸の時間になっていた感じです。
コロナの影響だからというわけではなく、最初から予定されていたスケジュールだったのですが、結果的に良い方向に転んだ気がします。
良かったと表現すると、コロナが発生して良かったのかと思われてしまうのもアレなので、タイミングが良かった的に受け止めてください。
基本的に不器用なので、あれもこれもやっていると成果が上がりづらいのを自覚しています。
さて、前回は初めてのインストラクターにしては無謀とも思える状況を何とかこなしたところでした。
その時に湧き上がった想いの1つが「このレベルでは満足できない」だったのが、なんともわたしの【最上志向】が見え隠れしているなって感じます。
自分なりの範囲ですが、まぁまぁ事前準備はしていたと思ってました。
していたと思っていたのですけれども、本番では事前準備したものしか出てこないんです。
びっくりですよね。
MGの諸先輩方にもいろいろとインストラクターの心得などを聞いてはいたのですが、「その時の場に合わせて」とか「想いを話せば」というアドバイスもあったので、なんとかなるかなーという考えが頭の片隅にありました。
全然なんともなりません(笑)。
というと少し語弊がありますが、表面上はなんとかなっていました。
何しろ受講生は全員社会人にもなっていない新卒の内定者たち。
わたしが少しくらいパニくって講義内容をすっ飛ばしたとしても、すっ飛ばされたこと自体に気づかないレベルです。
2日間のインストが終わって、最後に大きな拍手をもらっていても、その瞬間は嬉しくてもだんだんとモヤモヤが湧き上がってきました。
そんな流れで、もっとMGのインストラクターを上手にできるようになるにはどうすればいいのか。
そんな考えが浮かんでいました。
が、すぐにこの考え方じゃないというのには、さすがに気づきました。
技術じゃない。
柄にもなく、そんな考えに至ってからは試行錯誤の連続です。
正直、全然わからなかったんです、そういう考え方は。
わからないけれども、答えを探し続ける。
そんな意味不明な状況が起こりえるのは、わたしの【自己確信】が行く道を指し示してくれていたんだなぁって、今になって思います。
わからなくても進む。
そんな日々が3年くらい続いていました。
その間は社会人で家族もいるので、あまり自由に使えるお金もなく、少しずつ東京を中心に安めのMGへ参加をし続けた感じです。
会援隊さんにはこの頃からとてもお世話になって、勉強させて頂きました。
相変わらずインストの機会はほとんどありませんでしたが、勤め先の社長に「MGを社内に導入してもいいですよね?」と半ば強引に社内MGを開催したり。
一緒に学んでいたTOCも、ほぼ独断で社内へ展開していたりと、できる範囲でインストラクターの機会を自分で作っていたのを覚えています。
社内で成果をあげたいという【最上志向】と、自分の学びの機会を作りたい【学習欲】がいい感じにブレンドされた感覚です。
組織として良いか悪いかは、この段階では脇に置いておきます。
そんな長い準備期間が続いていましたが、そこで1つの転機が訪れました。
MGを学び始めたYASさんとの再会です。
長くなってきたので、続きは次回に。