チャレンジングな2日間が無事(?)に終了。
少し準備不足な面があったのは否めないですが、次につながる題材になったのは間違いなさそうです。
正しく正確に伝えるのはそこそこイケてると思っていますが、正しく正確に伝わるようにバリエーションを増やす必要がある感覚です。
そこがわたしのチャレンジポイントでもあり、34番目の資質【コミュニケーション】が現れる瞬間です。
想定外にはなかなか対処しきれない資質なんだなって感じますね。
そういうわけにはいかないので、研究開発あるのみです。
MGを活用している企業がポイントとしていることに、情報のSTUVという考え方があります。
それっぽい名前ですが、中小企業診断士試験やMBAなどには出てきません。
これは情報やデータを扱う時は、以下の4点に注意をしないと活用されにくいということがわかっています。
S:Simple
T:Total
U:Your attitude
V:Visual
S:シンプルは簡単で使いやすく、数字なら上2桁で十分ということ。
T:トータルは部分的に抜き取ったものではなく、全体を把握するということ。
U:ユアアディチュードは相手中心主義でデータを扱うこと。
v:ビジュアルはグラフなどを用いて、視覚や感覚でも捉えられること。
正しく伝えるのは当然として、正しく伝わるようにするのはUに該当します。
物事を行う際には軸足を相手を置いて、相手の顔をしっかりと見る。
情報のやり取りを行う際には、そんなことから始めることも大切です。
自分中心で物事を進めた場合、どうしても自分がやりたいように行う傾向があるでしょう。
そうなると、少し相手にとっては不都合な場合があります。
例えばの話ですが、MGでは1期ごとに成績を壁に貼ってあるMQ会計表と自己資本グラフに書き入れます。
ほとんどの場合、自分中心で記入すると「線が細い」「字が小さい」んです。
自分では数字を把握しているので書ければ十分なのですが、他の人からはそのデータがほとんど見えません。
これではその情報は存在しないのと一緒で、活用されることは期待できないですよね。
相手中心で物事を考えると、壁に提示する情報は太く大きく、遠くからパッと見てもわかるようにしなければなりません。
そしてその情報は単なるインフォメーションではなく、行動が変わる内容にすることが重要です。
情報はあればいいというものではありません。
活用できる形に加工をする必要がありますが、相手中心主義で考えるのが一番大切です。