暑い日が続きますね。
梅雨が明けて、夏らしい気候になってきました。
こうなってくると熱中症に気を付けて、十分に水分を取って過ごすのが吉です。
わたしはクーラーつけっぱなしで電気代節約を推奨しています。
密閉された空間では、クーラーをこまめに消すよりも稼働させ続けていた方が電気の節約になる時が多いです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、夏は1日中つけっぱなしの方が温度も安定して体調も崩しにくかったりします。
さて、そんな今日は不動産の動向について書いておこうかなと思っています。
いきなりの不動産の話ですが、たまにはいいですよねって感じです。
不動産屋さんのピークは一般的に、2月から3月と言われています。
これは賃貸業務を中心とする不動産屋さんの話で、マンションなどの売買を専門にする不動産屋さんはちょっと違っていたりします。
就職などの新しい生活が始まるのが4月からが多く、その準備で引っ越しが行われますよね。
引っ越し屋さんも2月3月は繁忙期ですから、割増料金で営業していたりします。
今年は3月の繁忙期は巣ごもりになっていて、引っ越しの数自体が激減し、不動産屋さんもかなり暇だったそうです。
3月に予定していた契約も、今の時期に引っ越しはしたくないとキャンセルになったりと、いつもとは違った動きがありました。
完全に賃貸市場が止まったような感じですね。
物件の客付での紹介手数料や、客付した部屋の管理料で売上を立てている場合は、繁忙期がまるっとなくなって売上大幅減です。
一年の売上の多くを繁忙期であげているお店もあったりしますから、飲食店と同じように死活問題だったりします。
それが緊急事態宣言が明けた5月から少しずつ動き始め、6月は結構な忙しさだったそうです。
通常は暇で暇でしょうがないような時期に、問い合わせや内覧対応、契約のスケジュールで埋まったと。
そんなわけで、不動産屋さんもなんとか回復傾向になるという話を聞きます。
聞くのですが、そんな中でもまだまだ不調のところもあるんです。
それは外国人の入居を得意としていた不動産屋さん。
緊急事態宣言前は日本へ来る外国人労働者や学生が多く、その人たちの賃貸需要は専門性が高いものでした。
なので海外とのパイプが強みとなって、安定した売上を確保できる上に競合が入りづらい利点があったんです。
でも、今は海外への渡航すらままならない状態で、外国人の新規賃貸需要はほぼありません。
数は多くないかもしれませんが、夜逃げなども発生していたりします。
強みが一瞬にして消え去ったというわけです。
そんな時、別の収益がなければ会社は苦境に陥るでしょう。
1つの収益だけに頼るのではなく、会社を支える他の収益を作る必要があります。
戦国武将の毛利元就は息子達に家督を譲る際に三本の矢として例えていましたが、事業も最低でも三つの柱を作っておくべきです。
どれか1つの事業がダメになっても、あとの2つで会社を支えられるようにする。
これも会社と従業員とお客様を守るために、とても大切な考え方です。