今日までの島籠りも終わり、一路千葉へ。
と思いきや、唐突に出張が入ったので千葉に戻ったら即新幹線です。
事あるごとに思い出してくれて、お声掛け頂けるのはとてもありがたいことです。
今回もお力添えができることに感謝ですね。
そんな前回は売れている物を売っていくことが、成果が出やすいとお伝えしました。
とはいうものの、前回でいうC商品で勝負をかけるのも間違いというわけではありません。
売れていない原因が明確であれば、次の手を素早く打つことであと半年で挽回は可能かもしれません。
C商品に力を注ぐのをやめてしまえばその場で失敗が決まりますが、あきらめない限りは失敗ではないという見かたもありますしね。
しつこくやり続ける。
そんなことも必要な場合もあります。
ただ、それでもC商品が売れなくて諦めた時、勝負をかけたのは間違いだったということです。
さて、前回は半年経った時点で今後の方針を決めていました。
何か半年って、ちょうどいい区切りという気がしますよね。
よく耳にすることはありませんか?
半期終了後の振り返りとか、四半期の決算とか。
でもよく考えると、半年前のデータをもらっても、今の意思決定ができるかというとできませんよね。
時は刻み続けていますし、お客様やライバルは変わり続けています。
それなのに、半年前から直近の半期の数字を提示されても、情報の鮮度には期待できません。
今の情報がなければ、正しい意思決定はできないということです。
少なくても直近1ヶ月の数字とそれまでの推移で判断ができるような仕組みにしておかないと、状況に合わせた意思決定を行うことができません。
ある会社では1週間ごとに振り返りを行っている会社もあるくらい、情報の鮮度は大切です。
お客様やライバルの動向の情報をリアルタイムに集められる組織であれば、短いスパンの振り返りと意思決定が非常に高い効果を発揮するんです。
例えばスーパーマーケットでは、アンケート用紙がよく置かれているのを見ます。
お客様がアンケートに書いたちょっとした要望が、翌週には実施されていたら、どう感じますか?
実際にあった話ですが、要望に出した商品を入荷して陳列してくれたそうです。
もう一気にそのお店のファンになりますよね。
しばらくは他のスーパーに行こうという気も起きないかもしれません。
それくらいスピードというのは大切ですし、高い効果も期待できるものです。
情報が長い期間、滞っていることはないでしょうか。
情報も鮮度です、すぐに使わないと急速に腐敗してしまうでしょう。
C商品の販売不振も、もっと早く他の手が打てていたかもしれないですね。