個人的な話になりますが、先日ゴルフのラウンドデビューをしてきました。
ゴルフ自体は大学1年生の時、カリキュラムの一つとしてスポーツサイエンスがあり、半年間だけやっていた時期がありました。
サイエンスという名称から期待すると、打撃の際の力のかかり具合であったり、インパクトの仕方や角度によってどのようなベクトルに力がかかり、どんな軌道を描くかなどの科学的なものを想像するかもしれません。
でも実態は、ただキャンパス内のゴルフ練習場でひたすらボールを打つような授業だったと記憶しています。
座学はあったのかもしれないですが、綺麗さっぱり忘れてますね。
ほぼ教授の趣味とも言える授業なのですが、楽に単位を取れるので結構人気カリキュラムだったりしました。
半年間週一回一コマという短さですが、それでもアイアンならそれなりに打てるようになったのが若いってすごいなぁって感じますね。
それから26年が経過して、ひょんなきっかけで本格的に始めようかと思い始めました。
今年の2月から立場がガラッと変わってから、自分の周囲でゴルフをするのかと聞かれることが多くなったのが大きな要因です。
実は多くの人が何らかの形で手を出すスポーツなので、何かしらの理由があるんじゃないかなと感じたのが1つ。
さらにはその人たちとの繋がりを大事にしたいなと思ったことも、大きな原動力になったような気がします。
そんなわけで、中古のゴルフショップへ行って店主のおっちゃんに最低限のクラブを見繕ってもらい、記念すべき打ちっぱなし第一回が7月15日。
26年ぶりの打ちっぱなしゴルフは、まぁまぁカオスな感じで終わった記憶しかありません。
そりゃそうですよね、26年も経てばほぼ初めてに近い感覚でしょう。
それを何も事前に予習も下調べもなしで打ちっぱなしに乗り込むあたり、MGの「まずやる、あとで直す」を地でいってる感覚です。
その時の気持ちは「ちゃんと打てるようになったら、いつかコースに行くんだろうなぁ」くらいの適当な感じでした。
ゴールを明確に設定していないところが、あまり本気度を感じない雰囲気ですね。
それでもとりあえず打てるようになるために、何度か打ちっぱなしに通ってました。
何人かの人からアドバイスとして「レッスン受けた方が早いよ」と頂いていたのですが、その時にむくっと1つの考えが浮かび上がってきちゃったんですよね。
YouTubeだけでどこまでいけるか。
柄にもなく、そんなチャレンジをやってみようかなと思ってしまったのが運の尽き。
終わりの見えない試行錯誤が始まったような感覚です。
そんなのんびりカオス練習から一転、素敵なご縁から唐突に初ラウンドの日が10月1日に決まったんです。
さぁ、カレンダーに日程が入ったら、人間はどうなるか。
面白いことに、締め切りになんとか帳尻を合わせようとするんです。
たらたらと気の向くままに歩いていた状態から、エンジンがかかったという表現でもいいかもしれません。
なので、例え詳細が決まっていなくても、まずは終わりの日を決めることがとても大切なんです。
カレンダーに終わりの日を入れてしまえば、実はなんとかなったりします。
自分のやりたいことを実現する日づけ、適当でもいいので決めることがとても大切です。