小さく始めて大きく育てる。
経営を行うに当たっては、リスクを最小に抑えたいと思うでしょう。
自ら望んで勝負に出るという事態には、多くの場合はならないはずです。
なので多くの場合は既存事業に集中して、事業を大きくする事にパワーを使います。
でも、既存の事業だけでは成長は頭打ち。
そんな時に頭をよぎるのは新規事業ですよね。
昨日までクライアントと長期計画を整えていましたが、毎年事業の拡大施策が変わってくるのがとても面白い。
未来の計画は作成時点では実現性の薄い嘘の計画ですから、一年も経てば状況が変わって長期計画は変わります。
想定していた事業が実現せず、次の新規事業に目が向くのは当然の流れです。
これが朝令暮改なのは困りますが、一年に一回程度の見直しはむしろ必要です。
経営者の頭の中を整理し、組織に伝える数字文字に置き換える。
そんなことをしている時間がとても楽しかったりします。
そんな今回の新規事業は、今までの中でも群を抜いて実現性の高いものでした。
すぐにでも始められて、初期投資もそれほどかからない。
用意するのはマンションの一室とランディングページと従業員が1人くらい。
それでもやっぱり、新規事業は慎重になるのが経営者です。
絶対に赤字にしたくない経営者ならなおさらですよね。
そんな相談に乗りつつ、まずは動き出さないと事が始まらないのは明白です。
なので、新規事業は小さく始めて大きく育てるのか正しい進め方の1つです。
いきなり大きく事業投資をしてしまったら、引くに引けなくなって損失も大きくなるかもしれません。
限られた資源しか持たない中小企業は、最初の一歩は慎重に行うことが大切です。