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何に使えるかに着目する

何に使えるかに着目する

よくわからないけど、あの問題が解決するかもしれない。

昨日は簡単アプリ開発のツールが非常に便利で、可能性が見えてきたということをお伝えしました。

今まではスマホアプリってリリースされたものを使うっていうイメージだと思います。

一般的にはGooglePlayストアであったり、AppStoreからダウンロードするものですよね。

ネットでは便利なアプリが出たら紹介文や使い方がブログなどに書かれて爆発的に広まったり、口コミでじわじわと利用者が増えていったりとします。

一般的にはアプリは提供されるものであって、そこに自由はありませんでした。

そこに自由をもたらす可能性があるのがノーコードの概念を用いたアプリ開発ツールです。

自由というと少し大げさかもしれませんが、それくらいの可能性はあります。

例えば、今までexcelで記載・管理していたものがあったとします。

excelなので他の社員との共有は難しいですし、全員がそのファイルにアクセスして運用をする場面がありました。

よく行われている改善ではスプレッドシートにしてWeb化はするかもしれません。

それを自分で開発したアプリに置き換えると、社員たちは手持ちのスマホからアプリ入力でさくさくと処理を行えます。

一番の大きなメリットは、運用ルールが統一化されるということかもしれません。

excelは入力の自由度が高すぎて、思いついたことをすぐに反映させることができます。

それは大きなメリットなのですが、ある人がちょっと改善のつもりで、決めたルールを勝手に変えてしまうことがままあります。

これって本人は良かれと思ってやったことが、システム的にはデータ不備になることが多いんですよね。

ノーコードというのは、excelのメリットである自由度の高さが、アプリ開発の領域にも入ってきたということです。

excelが世に出てきた時と同じような感覚ですね。

使いかたはいまいちわからないけど、使ったらすごい。

そんな可能性が見えてきたという感じです。

では、どんな感じに使っていくかというと、今までめんどくさくてやれなかったことをやるのに最適だと思っています。

例えば作業時間の計測。

1つの作業を行う際にかかった時間を計測するのは、業務改善を行うにあたって非常に重要なデータとなります。

しかし、中小企業でそこまで行っている所はほぼありません。

まぁまぁ、めんどくさいんですよね。

それをアプリでぽちっと押すだけで解決できれば、作業時間のデータを収集できます。

そのデータは個人のスキルを表したり、平均時間や標準時間を算出したり、ボトルネック工程ならMQ/Hもはじき出せるデータとなります。

新しい技術が出てきたら、まずやってみる。

そして、活用方法に着目をすると、実は未来が見えてきたりします。

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