今の状態を知るということは、これからの行動を決めること。
街に出ると赤と緑が目に付くのも、今日で一区切りですね。
先日、クリスマスMGを開催していたけれども、相変わらず曜日や季節で仕事をしていないのでイベントごとには疎いかも。
感覚的にクリスマスという気分ではなく、イブの昨日も普通に事務仕事や打ち合わせやイベントページの作成などなど。
そしてクリスマスの今日は起業家支援として、会計ソフトの導入と経理業務のサポートをしていたりします。
最初は小さく事業を始めていたとしても、だんだんと大きくなってくると負担になってくるのが経理/会計の処理。
どんな会計ソフトを入れればいいかとか、領収書をどうやって入力すればいいかとかもお手伝いしているんです。
うちはそんな規模じゃないから、という起業家もいますが、領収書が溜まっていくのが気になる程度になったら考えた方がいいです。
会計をしっかりと行っておかないと、事業が今の時点でどうなっているかがわかりません。
どれだけ売り上げていて、どれだけ経費を使っているから、今の時点での利益はこのくらいはあるな。
そういった指標がわからなければ、新しい意思決定を行う際に勘と経験と度胸に頼るほかないということになってしまいます。
それでもなんとかなるのですが、なんとかしてしまっているうちは完全などんぶり勘定でしょう。
MG的にいうと、KKDD経営(勘・経験・度胸・どんぶり勘定)です。
そこに会計データという判断指標を入れることで、勘と経験と度胸の精度を上げることができます。
会計ソフトを導入して自分で経理ができる仕組みを導入すると、やろうと思えば日次決算が可能になります。
もちろん会社の規模や業態にもよりますが、感覚的に30名くらいまでの会社なら日次決算できるんじゃないかなと思っています。
いちいち経費申請しないといけなくなるのでめんどくさい上に、日次決算をやる意味がないと感じることもあるかもしれません。
日次決算で成果を出しやすいのは、店舗商売でしょう。
ある漬物屋さんは日次決算どころか、時次決算みたいなことを行っています。
今日は18時に閉店だけれども、15時の段階でMQがあと〇〇円足りない、ということを把握しています。
そうすると何が起こるか。
働いているパートのお姉さんたちが、お客様に試食を勧めたりと行動を起こすようになりました。
会計の数字を知っているのと知らないのとでは、大きな行動の差が生まれます。
どんぶり勘定のDを、データのDに変えることがとても大切です。