システム化をする、それは業務の棚卸をするチャンスです。
今日は人生の先輩に少しだけ弱音を吐きに、海を越えていたりします。
弱音と言っても深刻なことではなくて、自分に対しての儀式なんじゃないかなと勝手に思っています。
思っているというより、そう思いたいだけなのかもしれません。
普段は自分の想いを外に出すことはほぼないですが、その想いを外に出すということはまぁまぁいっぱいいっぱいなのかもなぁと、他人事のように感じていたり。
この辺りはわたしの【自己確信】でもどうしようもないところで、より上位資質が安心しない限りは心のざわざわは取り除けない感じかも。
少しざわついていても経験値を溜めるために突撃あるのみで進めるしかないということは【自己確信】しているのですが、経験値が溜まるまでは【慎重さ】と【分析思考】がざわついている。
そんな自分の気持ちの揺らぎも分析してしまうので、自分の資質って面白いなぁって思います。
さて、昨日は法務局のシステムが少し残念だった点でしたが、せっかくなのでITつながりで最近感じていることをちょっと書いていこうかなとか思っていたり。
今からほんの20年前は、オンラインで物を販売すること自体が差別化になっていました。
1994年にAmazonが書籍をネットで販売、1997年に楽天市場がスタートしたのをきっかけに、急速に広まっています。
今では色んな業態の販売という業務が、ネットのみで完結できるようになっています。
この数年はBaseなどで誰でも簡単にネットショップを開設できるようになっていて、各種クレジットにも対応している優れもの。
ものすごくシンプルで使いやすく、その上で費用も抑えられているのがすごいところ。
クレジット決済を使ったとしても、手数料は総額で売上の6.6%。
人によってはこの数字は高めに感じるかもしれませんが、自分でネットショップを一から構築して作る手間と時間を考えると、売上ボリュームがそれほどでもない場合は最適なツールになるでしょう。
初期費用がゼロなので参入敷居も低く、運営するのに困らないくらいの十分な機能が備わっているので、ネットショップの経験値を溜めるには最適な場を提供してくれている感じです。
そんな新進気鋭のネットショップシステムが生まれる中、大手企業は独自のネットショップを立ち上げている所がほとんどです。
それはそうなんですよね。
規模が大きくなればなるほど独自のサービスが増えてきますので、最低限の機能だけでは今までと同じサービスが提供できないでしょう。
仕方がないので、コストがかかったとしても自前で独自システムを開発することになります。
そうなるとホントに企業ごとの特色がでますよね。
ヨドバシカメラやビックカメラのサイトは家電量販店にいるような雰囲気ですし、美容室の予約サイトはめっちゃオシャレ。
ユニクロとZOZOも違った個性があるし、アスクルとたのめ~るとカウネットもどこか違う。
独自サイトは工夫が凝らされていて、とても面白くてワクワクするものばかりな印象です。
そんな中で、今までの業務をそのまま置き換えようとすると、少しだけ不具合が生じる場合もあります。
自社サービスに加えて、他企業との連携を行っていることもあり、流動的にシステムを組めなくなっているショップも見かけます。
そのおかげで映画館の予約をしたが最後、変更もキャンセルもできないという泣ける仕様になっているショップもあったりして。
どうしても外せない用事が出来たので変更しようかと思ったら、もう取り付く島もないくらい変更不可になってました。
あ、今回のブログはこれが書きたかっただけなのですが、妙に長くなりましたね(笑)。
何が言いたいか。
システム化する場合には、既存業務をすべて盛り込むのではなくて、環境整備をしてしまった方がいい場合もあるんです。