固定観念を取り除くのは、外部の何気ない一言の場合が多いです。
昨日のブログでも書きましたが、海を越えてプチ相談に行ってきました。
予定を決めた当初はそんなつもりはなかったのですが、状況の変化がばっちり噛み合ったという感じです。
適した状況に適した人と会いにいく約束を、実は数カ月前にしていた。
ご縁というか、導きを感じる瞬間ですね。
こういうことが連続して起きると未知のパワーを信じたくなるのかもしれません。
わたしは全くそういうところがないのも面白いところで、日ごろの行いが良かったんだと思うようにしています。
こんな感じに、友達や先輩(時には後輩も)に相談をすることがあるのではないでしょうか。
相談をするということは、自分の中に迷いがあるということ。
めっちゃ迷っているので判断する材料が欲しいと考えるのが、わたしみたいな【分析思考】の相談でしょう。
判断材料が欲しいのですが、相談相手は身近な相談しやすい人ではないことがほとんどです。
それは【最上志向】が働いて、その道のプロで長い間結果を出していないと意味がないと感じてしまうから。
逆に【親密性】が働くと、身近な人に聞いて回るかもしれません。
よくあるのが家を買おうかどうか悩んでいる時、マンション暮らしの兄弟や親戚に相談するパターン。
家を買ったことのない人に相談をしても、客観的なアドバイスをもらえる可能性は低いですよね。
相談相手を選ぶということは、実はすごく大事なんです。
なので、わたしは特性の異なる人に相談しに行くようにしています。
タイプとしてはわたしは理論派なので、相談相手は感覚派という感じですね。
わたしの観点とは違ったやり方で成功をしているので、わたしの見えていない部分を教えてくれることが多いです。
反面、感覚が違い過ぎて「それは無理><。」と感じることもあるのも事実です。
でも感性を真似ることはできなくても、やり方は同じように真似て行動することはできます。
人は臆病な生きものですので、理解できないものを恐れる傾向があります。
分けもわからずにやるということに、ものすごい抵抗を感じることもあるでしょう。
ここは試されごとのような感覚ですね。
MGのマトリックス会計表は、素直さチェックシートとも呼ばれています。
マトリックス会計なんて触れたこともない人が、言われたことを言われたとおりに実行することを求められる試練の場です。
多くの人がマトリックス会計の構造を理解しようとして、ものすごい時間をかけてしまう。
そこに多くの時間をかけたとしても、決算書の完成というアウトプットは全く変わらない。
実はビジネスの世界でも同様のことが言えるんです。
先人のアドバイスをそのまますぐに実行できるかどうか。
素直に行動に移すことすら、実は訓練が必要なのです。