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決定のフィードバック

決定のフィードバック

繰り返し行うことをちょっと変えることで、変化のスピードが上がっていきます。

会議って企業の特色がとても良く出ているんだと思っているんですよね。

そんなことを最近考えながら、物事を決めるという儀式の在り方って面白い分析対象になるのかもと思案していたりします。

よくMGでも意思決定といわれていますが、自分で意思決定を行うことを好む人って実はそう多くありません。

ストレングスファインダーで言えば、ピンポイントに【自己確信】ですけれども、おそらく【指令性】も得意なんじゃないかな。

この2つの資質ですが、2015年の段階では上位5つに入る割合が最も少ないトップ1と2です。

世界でも実は自分で意思決定を行うことを好んではいないのかもしれません。

会社組織の中でも基本的には誰かに相談をしたり、他の人に決めてもらいたいと考える人が多いのかもしれません。

それはたとえ役職上位になって、自分の権限が大きくなったとしても、あまり変わりません。

意思決定のやり方は変わりますが、好む・好まないは変わらないことが多いです。

ということは、他の人に決めてもらえる機会がある場合、チャンスとばかりに喜んで意思決定を他の人に譲るでしょう。

そんな場を都合よく提供してくれているのが、会議の場ではないかなと思います。

色んな人が集まるのが会議であり、基本的には何かを決定することに主軸を置いていることが多いですよね。

役職上位もいれば、時には最終意思決定者の社長もいるかもしれません。

そういった場は意思決定を他に委ねる最大のチャンスだったりします。

そんなわたしも【自己確信】持ちですが、自分以外の環境に影響を与える意思決定は全力で他の人に譲ります。

別の言い方をすると、他の人に許可を求めるような意思決定を行います。

それが容易にできる場が会議であり、多くの場合は役職上位が喜んで口を出して語り、何も言わなくても決めていってくれます。

役職下位からすると、こんな楽な環境はないですよね。

ただ一点の不満があるとしたら、会議の時間が長くなることが多いくらいでしょうか。

自分で決めることを回避できるというメリットに比べたら、小さなデメリットなので目を瞑ります。

そんな会議になっていることが結構多いかもしれません。

トップダウン方式で進めるのならば効果的ですが、もし他の方法で会社運営を行いたい場合は会議の進行を変える必要があります。

意図的計画的に会議を進め、その場を教育の場にもすると徐々に会議の在り方が変わっていきます。

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