関係構築のコミュニケーションは、長さよりも回数がとても大切です。
市場の変化は徐々に起こってきているようです。
最近はコロナの影響が大きくて、市場の変化においてもその点が注目されやすくなっていると感じます。
その陰に隠れて、シェアを取るべくあの手この手で動き続けている企業もあるんです。
この数十年はコンビニの台頭が目立っていましたが、さすがに飽和状態となっていて店舗数は横ばい。
これから淘汰の時代になってくる予感がします。
変わってドラッグストアの店舗数の伸びが鋭くなっており、地方や郊外を中心に出店攻勢を狙うブランドが目立ちます。
ドラッグストアって、地方によってブランドが異なるのが面白いですよね。
わたしは千葉住まいですが、ドラッグストアといえばマツキヨというイメージがあります。
マツモトキヨシ♪のCM、懐かしいですね。

そんな関東でも少し郊外に行くとウェルシアをよく見かけたり、北海道だとツルハドラッグが多かったり。
コンビニも北海道だとセイコーマートが多いですけれども、北海道のすべての集落にある唯一のコンビニがセイコーマートらしいですね。
沖縄は圧倒的にファミリーマートが多い印象。
コンビニは地域によって品ぞろえが変わっていて、ついつい買ってしまう罠が仕掛けられています。
ドラッグストアもそんな傾向が出てきていて、お菓子類が店頭に置かれているのは当たり前になってきました。
そのお菓子がコンビニやスーパーに比べて安価に設定されていて、思わず惹きつけられる人もいるのではないでしょうか。
俗にいう客寄せ商品というものですね。

スーパーのチラシなどでよく使われてきましたが、チラシの一番目立つところにででーんと卵1パック10円(おひとり様1点まで)みたいに打ち出しているもの。
そんな価格なら思わず足を運んでしまいますよね。
スーパーは特売日みたいな設定をしますが、ドラッグストアはいつ行ってもお菓子が安い!
そして最近は食品類の種類も大幅に増え、ドラッグストアの売上構成比でいうと26%にもなっています。
食品の占める割合が大きくなっているということは、それだけ安い食品を求めてドラッグストアを訪れる人も増えているということです。
そんな食品の中に、お肉や野菜などの生鮮食品もラインナップされつつあります。
ほとんどスーパーみたいな立ち位置になってきていますよね。
生鮮食品を提供する業者も納品先の選択肢が増え、商品提供の提案方法にも変化が生じてきています。
実際に今まで生鮮食品を納めていた取引先から、業者替えの通達を受けた生産者もいます。
ライバルから有利な条件で商品を納めるという提案があり、ひっくり返された感じですね。
今までと同じやり方では現状維持ができない時代になりました。
顧客との接点を保ち、コミュニケーションの回数を確保することがとても大切です。